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巻頭言/「仲好し会」から真の同窓会つくり

関泰忠専務理事
専務理事
関  泰忠

(東京歯科大学同窓会会報 平成21年4月号/第369号より)

 同窓の皆さまには平素から東京歯科大学本部同窓会の活動のご理解,ご協力とご支援を賜り,心から感謝申し上げます。

 米国発の世界的不況,加えて混沌とした政情等,不安定な世情の中で,景気の好転の兆しも見えぬまま,未曾有の経済情勢の大波は,日々厳しさを増しております。

〈同窓会の現況〉
 このような時,荒海に乗り出した大山丸も早や一年経過しました。クルーは一丸となって難局を乗り切ろうと努力しております。昨年の評議員会総会では,皆さまから多くの建設的なご意見をいただきました。いま執行部はそれらの課題に真摯に取り組んでおります。
 しかし昨今は,若い先生方の同窓会離れ,歯科医師会への未入会,さらに,ここ数年前から浮上した母校の水道橋移転問題に端を発した,大学と同窓会本部への意見書,資金基盤の問題,同窓への援助要請等,多くの情報が錯綜し,気の重い課題が山積しております。 続きを読む