第402号」タグアーカイブ

ふるさと自慢:葛飾銅像めぐり/ 葛飾(同窓会報402号より)

 様々な会合で初対面の方に「東京の葛飾出身です」というと,多くの場合,二通りの反応が返ってきます。比較的年配の方だと「あ,寅さんの」と言われ,若い世代の方からは「あ,こち亀の」と。 続きを読む

私の臨床ノート「欠損歯列をどう見るようになったか」(その4)経過とその評価(同窓会報第402号より)

私の臨床ノート「欠損歯列をどう見るようになったか」(その4) 経過とその評価(同窓会報第402号より)/宮地 建夫(昭和42年卒)
宮地 建夫(昭和42年卒)

(その4) 経過とその評価

 1回から3回まで主として,欠損歯列の病態をどのように読んでいるかという話題でした。今回は補綴後にどんな経過を辿ったか,その経過の評価について取り上げてみました。

1.欠損パターンと欠損補綴

 この症例の(図1の上段)は上顎前歯を支台歯にとりこみ,二次固定を期待した補綴設計を選択しました。選択理由の第一は欠損パターンです。この症例は歯式ではCummer分類のパターン1ですが,実質的にはパターン6から,パターン8へ向かう流れの中にあると見なしました。 続きを読む

硬式庭球部/2015年度 第47回全日本歯科学生総合体育大会

3年 主将 宮﨑創太

 この度,第47回全日本歯科学生総合体育大会で総合優勝をすることができました。男子は優勝,女子は準優勝という結果でした。
 硬式庭球部門では,男子はダブルス2ポイント,シングルス3ポイントの計5ポイントのうち3ポイントをとったチームの勝利となります。男子トーナメントにおいて,我々のチームは優勝が決まるまでの全5試合,そのほとんどが3-0という圧倒的な強さでありました。それにも関わらず,トーナメントの間はチーム一同,圧倒的な強さから生まれる余裕に足元をすくわれることなく,1試合1試合,1球1球に集中して挑むことができました。 続きを読む

ラグビー部/近況報告

3年 主将 宮﨑創太

 現在,東京歯科大学ラグビー部は,部員の人数がままならないために神奈川歯科大学ラグビー部の皆様と合同チームとして活動しており,週に3回,そのうちの1回は各大学のグラウンドで合同練習を行っています。
 ところが,合同チームとしても関東医歯薬リーグ出場に必要な人数に達しておらず,今シーズンもOBの先生方のお力をお借りして出場することが出来ました。 続きを読む

第47回東歯祭および後夜祭・歯学体成績報告会(同窓会報402号より)

 去る平成27年10月24日(土),25日(日)の両日,本学水道橋校舎新館において,第47回東歯祭-フェスティバル2015-が開催された。新館での東歯祭は今年で3回目となり,昨年同様血脇ホールにおけるコンサートを中心としたプログラムで構成された。
 また25日(日)には新館において平成27年度歯学体報告会,ならびに東歯祭後夜祭が開催された。 続きを読む

第47回東歯祭(同窓会報402号より)

実行委員長挨拶

 10月24日(土),25日(日)に開催されました第47回東歯祭は,滞りなく全日程を無事に終了することができました。東歯祭実行委員一同大きな安堵と喜びを感じております。これもひとえに井出学長先生はじめ多くの先生方,学生課の方々並びに参加部活動,研究会など関係者の皆様の御協力の賜物であり,実行委員長として心より深く感謝申し上げます。 続きを読む

巻頭言/全国の同窓会支部・ 連合会活動の展望

会長 矢﨑秀昭
会長
矢﨑秀昭

(東京歯科大学同窓会会報 平成27年12月号/第402号より)

 同窓会創立120周年記念会は全国の同窓会支部・連合会の皆様の絶大なるご支援を得て,東京歯科大学の特色を出した記念会として大変盛会となりました。会員の皆様のご支援に心から厚くお礼申し上げます。
 日頃から全国各地域の支部や連合会の総会などにお招き賜わり誠に有難うございます。全国の支部および地域支部連合会は同窓会を構成する上で最も重要な組織と位置付けられています。
 多くの連合会,支部に部会におきまして,現在,最大の課題は若手同窓会会員の入会が著しく減少していることと,さらに会員の高齢化が急速に進んでいることです。
 日本の社会におきましても,少子高齢社会が現実のものとなり,今の日本の社会構造が,今後も存在し続けられるかが危惧されています。
 会長に就任した4年前から,若手ネットワーク委員会を立ち上げるなど,若手の会員の支部加入促進に取り組んできました。50数年前の国民皆保険の導入を契機に歯科医師数の不足が国の大きな課題となり,その後10数年の間にそれまでの全国の7校の歯科大学・歯学部が,一気に29校となり,その結果,歯科医師過剰問題が生じ,各校の定員が抑制され,毎年の同窓会会員となる人数も大幅に減少しています。これらの要因から,卒業生の数が減少していることも若手の同窓会員の減少の一因となっています。さらに,在学している学生の父兄で母校の同窓の方は約2割を切る状況であり,以前よりその比率は著しく少なくなっています。
 親から子への母校の伝統の継承が希薄となりつつあり,学生時代からの血脇イズムを伝えてゆくことの大切さから,現在,同窓会では大学の協力の基,学生に同窓会会報を手渡しながら,同窓会や支部の活動について,教室で学生に説明し,地域における活動のためにも支部への入会を勧めています。
 10月10日に北海道地域支部連合会で100周年記念会が開催され,誠に素晴らしい記念会でした。翌日に連合会のあり方についてのフォーラムが開催され,各支部から活発な意見が出されました。北海道には10の支部がありますが,実働出来る会員が数名の支部が3支部となっています。私としては,この様な状況においては数支部が一つとなって新たな支部としての活動をすればと,単純に考えていました。しかしながら,フォーラムでの発言を聞いていると,各支部それぞれの歴史と伝統を持ち,現在の支部の中でも,支部の会に参加するのに数時間を要する地域もあり,会員数での単純な支部の統廃合は,多くの課題があることを実感致しました。
 永い歴史と伝統を持つ同窓会の支部,連合会は単純な数学的な理論では割り切れない課題を含んでいます。会務の合理化は会員の減少から,是非とも必要なことですが,この度,評議員会で認められた,都道府県会支部長会,と評議員会を活用して,伝統ある連合会組織と支部会の存在を重んじながら,慎重に,さらに時代に対応した取り組みが必要と思われます。

関東地域支部連合会/平成27年度総会

 平成27年9月6日(日)に栃木県宇都宮市にあります宇都宮グランドホテルにて「平成27年度東京歯科大学同窓会関東地域支部連合会総会・記念講演会」が行われました。今年度は栃木県支部が当番県のもと,7支部より総勢82名のご参加をいただきました。総会に先立ち同ホテル別室にて同連合会支部長懇談会が開催されました。 続きを読む

北海道地域支部連合会/創立100周年

 我が連合会は,大正4(1915)年,北海道同窓会として発足してから100年を迎え,その記念事業が平成27年10月10・11日の両日,札幌プリンスホテルにて開催された。
 10日15時より記念講演会。講師は日本歯科医師会前会長大久保満男先生。テーマは「高齢社会における歯科医療のあり方-歯科医療の責務とは-」。会長在任中,激変する医療政策の中で,何を大切にして奮闘してきたかが語られた。17時より記念式典。校歌斉唱に続き,佐藤英俊連合会長より「先人たちの築いた歴史に連なって今日を迎えられたことは喜ばしい。今後の同窓会を考える有意義なイベントとしたい」との挨拶があった。 続きを読む