2024 TDCアカデミア 臨床セミナー/薬セミナー「知れば広がる処方の仕方」〜有病者・高齢者・妊婦・小児患者への実践的な処方〜[2024年7月7日(日)]

2024 TDC アカデミア 臨床セミナー

薬セミナー


2024 TDCアカデミア 臨床セミナー/薬セミナー「知れば広がる処方の仕方」〜有病者・高齢者・妊婦・小児患者への実践的な処方〜[2024年7月7日(日)]講師:笠原正貴(東京歯科大学薬理学講座)・野村武史(東京歯科大学口腔腫瘍外科学講座)

講師:笠原正貴(東京歯科大学薬理学講座)
野村武史(東京歯科大学口腔腫瘍外科学講座)

 症状に合わせた処方をおこなえていますか。
 急性炎症や外科処置後の感染予防に対しての抗菌薬や鎮痛薬、粘膜疾患に対しての軟膏や含嗽剤などを処方する機会が多いと思いますが、患者の症状や全身状態の把握、他の薬剤との相互作用も考慮できているでしょうか。
 本セミナーでは薬の基礎知識から基礎疾患など投薬に配慮が必要な患者への処方について、薬剤の特徴、選択基準、使い方そして注意点などを学んでいただきます。


臨床セミナー 薬セミナー
「知れば広がる処方の仕方」
〜有病者・高齢者・妊婦・小児患者への実践的な処方〜
講師: 笠原正貴(東京歯科大学薬理学講座)
野村武史(東京歯科大学口腔腫瘍外科学講座)
日時: 2024年7月7日(日) 10:00 〜 13:30
場所: ハイブリッド開催
・対面参加:東京歯科大学水道橋校舎 新館11階
・Web参加:Zoomウェビナー
定員: 60名
受講料: 1万2千円

講演内容

  1. 薬の基礎知識
  2. 高齢者・妊婦・小児患者への処方
  3. 基礎疾患のある患者への処方
  4. 粘膜疾患への処方
  5. トピックス(ARONJ・BRONJ・ポリファーマシー)


笠原正貴(東京歯科大学薬理学講座) 笠原 正貴(かさはら まさたか)
  • 1995年 東京歯科大学卒業
  • 1999年 東京歯科大学大学院歯学研究科(歯科麻酔学専攻)修了
  • 1999年 東京歯科大学歯科麻酔学講座助手
  • 2004年 上海中医大学留学
  • 2008年 東京歯科大学歯科麻酔学講座講師
  • 2011年 慶應義塾大学医学部医化学教室特任講師
  • 2013年 東京歯科大学歯科麻酔学講座講師
  • 2014年 東京歯科大学薬理学講座主任教授
  • 所属団体・認定資格・役職
    • 日本薬理学会 学術評議員
    • 歯科基礎医学会 代議員
    • 公私立大学実験動物施設協議会 代議員
    • 日本歯科麻酔学会 認定医
  • 主な著書(分担執筆)
    • 歯科衛生士テキスト 最新薬理学−疾病の成り立ち及び回復過程の促進− 学建書院,東京,2017年
    • 現代歯科薬理学第6版 医歯薬出版,東京,2018年
    • 歯科麻酔学第8版 医歯薬出版,東京,2019年
    • 歯科のくすりがわかる本2020 医歯薬出版,東京,2020年
    • ポイントがよくわかるシンプル歯科薬理学第3版 永末書店,京都,2023年

 すべての医薬品は基本的に副作用のないものはなく、リスクとベネフィットの微妙なバランスの上で使用されています。したがって、その使用方法を誤ると大きな副作用を誘発してしまう可能性が十分にあります。
 我々が使用する薬物の用法・用量を知ることはもちろんのこと、その副作用や他薬との相互作用を理解しておく必要があります。基礎疾患を有している患者さんや高齢の患者さんが増えている昨今、様々な薬物を服用しているために、薬物相互作用や副作用、適用上の注意点を今一度、確認しておく必要がありそうです。本講演のねらいは、基礎と臨床をつなげた視点から薬についての基礎知識を再整理することです。
 また本講演では、ポリファーマシーなど、知っておきたいトピックスとして、解説を試みたいと考えています。

(Masataka Kasahara)


野村武史(東京歯科大学口腔腫瘍外科学講座) 野村 武史(のむら たけし)
  • 1995年 東京歯科大学卒業
  • 2000年 東京歯科大学口腔外科学第一講座 助手
  • 2006年 東京歯科大学口腔外科学講座 講師
  • 2009年 カナダ・ブリティッシュコロンビア大学留学
  • 2013年 東京歯科大学口腔外科学講座 准教授
  • 2014年 東京歯科大学口腔がんセンター 准教授
  • 2015年 東京歯科大学オーラルメディシン・口腔外科学講座 主任教授
  • 2020年 東京歯科大学口腔腫瘍外科学講座 主任教授
  • 2020年 東京歯科大学口腔がんセンター センター長
  • 所属団体・認定資格
    • 日本口腔診断学会 理事長
    • 日本口腔内科学会 理事
    • 国際歯科研究学会 理事
    • ジャパンオーラルヘルス学会 理事
    • 日本口腔外科学会 代議員
    • 日本口腔科学会 評議員
    • 日本頭頚部癌学会 代議員
    • 日本口腔腫瘍学会 評議員
  • 主な著書(分担執筆)
    • 薬剤関連顎骨壊死の病態と管理:顎骨壊死検討委員会ポジションペーパー 2023
      日本口腔外科学会ホームページ https://www.jsoms.or.jp/medical/pdf/work/guideline_202307.pdf 2023 年
    • 口腔内科学第3版 永末書店 2023年
    • 歯科クリニックで見逃してはいけない口腔粘膜疾患 HYORON 2022年
    • 有病者歯科学 永末書店 2021年
    • 蛍光観察法と口腔粘膜疾患 ~開業医に知ってほしい基本と実践 MEDIA 2021年
    • 口腔粘膜・皮膚症状から「見抜く」全身疾患ーオラドローム・デルマドロームー 南江堂 2020年
    • 口腔がんについて患者さんに説明するときに使える本 医歯薬出版部式会社 2020年
    • 口腔癌診療ガイドライン2019年版 金原出版株式会社 2019年
    • 薬剤・ビスフォスフォネート関連顎骨壊死 MRONJ・BRONJ クインテッセンス株式会社 2016年
    • オーラルメディシンに基づいた次世代の歯科診療 クインテッセンス株式会社 2016年

 医学の進歩により日本人の寿命が延伸しました。その結果、全身疾患の治療を受けている多くの高齢者が歯科医院に来院するようになりました。このような患者さんに対して、我々歯科医師は日常的に投薬による治療を行っています。歯科で処方される代表的な薬は抗菌薬と消炎鎮痛薬ですが、そのほかにも含嗽薬、ステロイド外用薬、抗真菌薬など様々です。皆様は、薬を処方する際にどのようなことを考えながら選択されていますか。医師から処方されている薬との相互作用、口内炎の症状からの薬の使い分け、対症療法あるいは予防的な使用法などいろいろと悩みどころが満載ではないでしょうか。本セミナーでは、普段よく処方する薬の投与原則や、あまりなじみのない口内炎やカンジダ症などに対してどのように薬を選択したらよいのか、皆さんと様々な事例を通して共有したいと 思います。このセミナーで皆様の投薬の幅が広がることを期待しています。

(Takeshi Nomura)

2024 TDCアカデミア 臨床セミナー/薬セミナー「知れば広がる処方の仕方」〜有病者・高齢者・妊婦・小児患者への実践的な処方〜[2024年7月7日(日)]講師:笠原正貴(東京歯科大学薬理学講座)・野村武史(東京歯科大学口腔腫瘍外科学講座)



本セミナーの受付を終了しました。


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