第398号」タグアーカイブ

七十九期会(昭和49年卒)/卒後45周年記念同期会

 平成最後の年それも最後の月に卒後45周年となる記念の同期会を徳島県鳴門市のアオアヲナルトリゾート(旧ルネッサンスリゾートナルト)において開催しました。
 12日はゴルフ組(石塚君,中野君,成川君,脇谷君)と石塚一美さん,宮井正明君,宮井義博君と私の8名で徳島市内の日本料理店において前夜祭を行いました。
 13日は17:50から写真撮影でしたがその時,行方不明になってしまった者がいました。しかたなく本人を除いて写真撮影を行いました。その後会場に姿を現した本人は悪びれず「テラスに出て海をみていたら撮影時間が過ぎちゃった」とのことでホッとしたのと同時にみんな爆笑でした。 続きを読む

高山紀齋の生涯(同窓会報第398号より)

高山イズム血脇イズム

高山紀齋先生

 昨年同窓会創立120周年記念準備委員会ができそのテーマを決める際に「高山イズム,血脇イズムとは何か」ということから始まりました。
 学生時代から今まで耳にしたことはありましたが真剣に考えたこともありませんでした。また,大学の起源や同窓会がどのように設立されたのか全く興味もありませんでした。おそらく多くの皆さんもそうでしょう。
 歯科大学に入り歯科医師となり普通に診療を行い歯科医師会等にも参加してきました。そこで他大学の方から「東京歯科の卒業生はどこか違うね」とよく言われてきました。そのことがずっと気になってはいました。ちょうど良い機会だからそのルーツについて少し考えてみようと思いました。
 そもそも120年以上の歴史をもつ歯科大学なんか他にないのですから。 続きを読む

済生,窮理の治法と血脇イズム ―司馬遼太郎著「胡蝶の夢」を読んで―(同窓会報第398号より)

済生,窮理の治法と血脇イズム ―司馬遼太郎著「胡蝶の夢」を読んで―(前編)/三友 和夫(昭和54年卒)
三友 和夫(昭和54年卒)

1. 校歌は血脇イズムの歌

 「医はこれ済生,ひとえに仁なり♬…」同窓会創立120周年のテーマは,この校歌の一節です。120年の歴史の中で同窓の胸を熱くし,感動を持って語られてきたものが血脇イズムです。なかでも昭和始めの校旗・校歌制定会,校舎建設の頃の学生には,この高揚感を強く感じます。
 東京歯科大学百年史 p.134には,学生が校歌の歌詞を北原白秋にお願いしましたが,なかなか歌詞ができてきません。そこで「全校の教職員,学生600人は,各自1枚ずつの作詞を促す葉書を白秋にしたため熱心に働きかけました。」北原白秋は「私は校歌をいくつも作ったが,こんなに感激して作ったことはいちどもない。この学校の人たちほど,こんな熱心な,猛烈な連中は見たことがない……」
 白秋は東京歯科の校歌をつくる時,はたと困ってしまったそうです。なぜなら「水道橋には何も景色などありやしない。」からでした。苦慮した後に「この学校において歌うべきものはチワキズムである。」と。したがって,東京歯科大学の校歌は血脇イズムの歌です。そしてこの頃の学生の精神の高揚感を表していると思います。
 というわけで,血脇イズムの重要な言葉として「済生」や「窮理」を考えるべきだと思います。しかしながら字面通りの「生命をすくう」,「理を窮める」ことでは学生の心に宿った熱い心は表現されていません。少なくとも違和感があります。最近,司馬遼太郎の「胡蝶の夢」を読んだところ,「済生」「窮理の治法」の心を熱くする意味について一つの「手掛かり」を見つけましたのでご紹介いたします。 続きを読む

ふるさと自慢:「路地の匂い」/本郷(同窓会報398号より)

国立国会図書館蔵の浮世絵歌川広重画【本郷】で昔の赤門(加賀藩前田家上屋敷)の様子をうかがい知ることができます。
HP:https://www.ndl.go.jp/landmarks/details/detail202.html

 小,中,高,大学,地区歯科医師会と,ずっと先輩の方から昨日,同窓会会報に掲載する原稿依頼の又依頼が飛び込んできて四苦八苦。今原稿用紙に向かっています。(パソコンが使えませんので,笑)
 本郷支部のあるこの地域は東京ドームシティー,世界に冠たる東京大学,名勝六義園,湯島聖堂,根津神社,学問の神様菅原道真を祀る湯島天神など都会ならではの施設もあり,また緑も比較的多くいろいろな地域への交通アクセスも良くて大変便利で過ごしやすい土地柄です。(JRは通っていませんが…,笑) 続きを読む

国際医療研究会 Student Society of Tokyo Dental College for International Oral Health

4年 代表 倉澤  馨

 国際医療研究会は平成7年に創部された新しい部活で,国内外を問わず広いフィールドで活動しています。学生自身が活動の企画・運営をすることで,地域歯科保健や国際口腔保健について積極的に学んでいます。 続きを読む

巻頭言/共に同窓会会員として

副会長 玉井達人
副会長
玉井達人

(東京歯科大学同窓会会報 平成26年12月号/第398号より)

 11月2日の評議員会では,事業改革を進めるための重要議案と平成25年度決算と平成27年度事業計画および予算についてご承認をいただきました。
 その主題「TDC アカデミア構想」は,血脇イズム精神を基本に現代そして未来の歯科医療人はいかにあるべきかを示し,幅広い分野で活躍できる社会性を備えた歯科医師を育成することにより,同窓ひいては歯科界の発展を目指しています。 続きを読む

卓球部OB会/東京歯科大学卓球部「創立100周年記念祝賀会」開催される!

 平成26年8月30日(土),ホテルメトロポリタンエドモントに於いて「卓球部創立100周年記念祝賀会」が盛大に開催されました。北海道から台北までOB・OG72名,現役部員20名が出席,全員の記念写真撮影後に開会となりました。 続きを読む

卓球部創立100周年 ~祝賀会を終えて~

2年代表 杉浦  慧

 今年の8月30日(土)ホテルメトロポリタンエドモントにて卓球部創立100周年記念祝賀会が開催され,多くのOBの先生方やご来賓の方々とともに現役部員20名も出席させていただきました。
 東京歯科大学卓球部はまだ「卓球」が「ピンポン」と呼ばれていた大正2年に松井禮七先生を中心に「ピンポン部」として創立されました。 続きを読む

北海道地域支部連合会/総会報告

 北海道歯科学術大会(第1日の基調講演は宮地建夫東歯同窓会副会長でした。翌日は鹿児島入りとのことで,同窓会にはご出席がかないませんでした)の日程に合わせて,平成26年8月23日(土),札幌第一ホテルにて北海道地域支部連合会支部長会並びに総会が開催されました。当日はおなじみJR北海道がまたまた止まり,ご来賓や各地会員の札幌入りに大変ご迷惑がかかるというハプニングがありました。 続きを読む