平成27年1月11日（日）に第108期生同期会が開催された。会場は国家試験前日に緊張で眠れない夜を共にした東京ドームホテル，42階のシリウスであった。当時は翌日の結果がそれ以上がない100％の合格率となることを知らずに不安な夜を過ごしていたことを懐かしんだ。
　今回は水道橋病院口腔外科所属の村松恭太郎君が発起人となり，彼の尽力により卒後12年目にして初の同期会が行われる運びとなった。開場時間にはすでに多くの同級生が集まり，67名の108期生と主任，副主任の先生方と次世代5人と併せて77名が一堂に会し，主任であった内山先生の掛け声で始まった。12年前，歯科医師として社会に出てから，誰一人として同じ道を辿ることはなかったが，それでも集まれば学生の頃の思い出や，近況の交換，今後の目標や子育てに至るまで，終始会話の途切れない楽しい会合となった。
　今回惜しくも参加できなかった同期生からも次回参加の意向があったため，有志を集めて同期会が活発になるよう同期会幹部の再編が行われた。
　次に開催する年の干支が同じ未でないことを信じて。

（佐藤　隆太　記）

---