神奈川県支部連合同窓会/平成25年度定時評議員会・総会・ 研修会・懇親会開催

 12月1日(日)ローズホテル横浜において,平成25年度定時評議員会・定時総会・研修会ならびに懇親会が開催された。

 評議員会は午後2時30分より杉山紀子会長の挨拶の後,議長に玉井達人評議員会会長,副議長に佐藤秀夫評議員会副会長が選出され,報告ならびに議事に入った。報告の中で本年度逝去された7名の会員のご冥福を祈り黙祷を捧げた。その後,新入会員,敬老祝賀会員の紹介が行われた。続いて議事に入り,上程された5議案について審議が行われ,採決の結果,全ての議案は賛成多数により可決承認された。

 最後に,中島信也副会長の閉会の辞により終了した。

 総会は,午後3時30分より開催された。髙橋副会長の開会の辞の後,杉山会長の挨拶に続き,ご来賓の矢﨑秀昭本部同窓会会長,金子譲理事長よりご挨拶いただいた。

 次に,佐藤評議員会副会長が議長,玉井評議員会会長が副議長として登壇し評議員会と同様,報告ならびに議事へと進んだ。諸報告の中で,島田英明会長指名委員長より「次期会長には現会長の杉山紀子君(横浜西部支部)を指名する」との報告があり,杉山現会長の再選が推挙された。

 諸議案の審議も順調に進み,すべての議案が賛成多数で可決承認された。

 最後に,島村 大副会長の閉会の辞により総会は滞りなく終了した。

 続いて研修会に移った。講師には,母校名誉教授で公益財団法人野口英世記念会会長の高添一郎先生に「野口英世の志と軌跡」と題してご講演いただいた。

 高添先生は,野口先生の生い立ちから,恩師との巡り合い,そして数々の業績について明瞭な口調で「志」と「軌跡」について話された。関東大震災の直後に野口先生が寄贈した書「高雅学風徹千古」から読み取れる先生の学校に対する思いとその志は,未だに引き継がれ,増幅している。と述べられた。

 最後に「『努力・忍耐・母性愛・人類愛』ほど野口先生を表すのにそれに優る言葉はない。今日ここにこのような立派な総会が開けることは素晴らしいことである。東京歯科大学の同窓である皆さんが野口先生の意志を引き継ぎ心をひとつにしてこれからの時代を開いて行って頂きたい」と結ばれた。

 懇親会は午後6時30分より,矢﨑同窓会会長,金子理事長をはじめ,神奈川県歯科医師会より高橋紀樹会長など多くのご来賓をお招きして開催された。昭和16年卒,今年で94歳を迎えられた本会相談役矢島敏夫先生の張りのある乾杯の発声で開宴し,途中で,敬老祝賀会員への記念品の贈呈や新入会員紹介などが行われ終始和やかな雰囲気の中,懇親の輪が広がった。

 最後に,毎年恒例の全員で校歌を斉唱しお開きとなった。

(宇佐美 貴弘 記)