日本大学歯学部同窓会生涯研修2013
「歯内療法を成功に導くための臨床ヒント」
(平成25年9月29日・卒後5年以内無料)

演題: 『歯内療法を成功に導くための臨床ヒント』
日時: 2013年9月29日(日) 12:30〜16:30(正午受付開始)
会場: 日本大学歯学部 大学院大講堂(1号館4F)
講師: 平井 順先生(川崎市開業)
受講料: 東京歯科大学同窓会新進会員(卒後5年以内): 無料(所定PDFにて事前申込み
日大歯学部同窓会会員: 無料
日本大学歯学部学生及び教職員(附属専門学校含): 無料
日本大学松戸歯学部同窓会会員・学生: 無料
他歯科大学学生・大学院生: 無料
一般(上記の方以外): 5,000円(当日徴収)
定員: 先着200名
申込方法: 専用PDFをダウンロードいただき、FAXにてお申し込み下さい。
 日本大学歯学部同窓会
 FAX: 03-3294-2800
 E-mail : 2012gakujutsu(アットマーク)sakura.email.ne.jp
  (※「アットマーク」を「@」にして下さい)


『歯内療法を成功に導くための臨床ヒント』(2013年9月29日・講師:平井 順先生)

 根管治療を必要とする症例の多くは、根管内の細菌や刺激物である起炎因子が原因とされ、この主たる原因を取り除くには、根管を経由した器具や器械による根管内の切削操作が主になります。この段階で原因をいかに十分克つ正確に取除くことができるかが、結果を左右すると言えます。その後に根管内を三次元的に緊密に封鎖するというもう一つの目的も満足させなければなりません。二つの重要な要素を満たされれば、根尖歯周組織の安静は保たれ、根尖病変の治癒の可能性はより高くなります。こうして歯周組織の健康の回復や基本となる咬合の機能回復が可能となれば長期的に安定した歯の延命が約束されると言えます。ただ忘れてならないことは、根管内の拡大形成はどのような方法で行うにしろ、またいかなる優れた器材を用いようとも、あくまでも術者の手技と感性が基本であることに変わりはありません。器具や機器は術者の手助けをする補助であり、術者がイニシアチブを持って使いこなすことができなければ、良い結果を出すことは不可能です。臨床では特に、“何を使ったかではなく何をどのように使用し、それによって何が改善できたのか“が重要であるといえます。
 今回は明日からの臨床を成功に導くためのヒントを私の日常臨床を通してデモを交えながら解説したいと思います。



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