日本大学歯学部同窓会生涯研修2013
「インプラントのトラブルとその対応」
(2013年6月23日(日))

演題: 『インプラントのトラブルとその対応』
日時: 2013年6月23日(日) 12:30〜16:30(正午受付開始)
会場: 日本大学歯学部 大学院大講堂(1号館4F)
講師: 寺西 邦彦先生(東京都開業)
受講料: 日大歯学部同窓会会員: 無料
日本大学歯学部学生及び教職員(附属専門学校含): 無料
日本大学松戸歯学部同窓会会員・学生: 無料
他歯科大学学生・大学院生: 無料
一般(上記の方以外): 5,000円(当日徴収)
定員: 先着200名
申込方法: ※事前にFAX又はE-mailにてお申し込み下さい。
 日本大学歯学部同窓会
 FAX: 03-3294-2800
 E-mail : 2012gakujutsu(アットマーク)sakura.email.ne.jp
  (※「アットマーク」を「@」にして下さい)
  (※日大歯学・一般・学生を明記して下さい)


『インプラントのトラブルとその対応(講師:寺西邦彦先生)』2013年6月23日(日)

 Dr.Brånemarkによってオッセオインテグレイテッド・インプラントが臨床応用されてから40数年が経つが、この間オッセオインテグレイテッド・インプラントに関しては様々な改良がおこなわれ、各インプラントシステムにおいて高い成功率が示され、現在では、欠損補綴治療の代表的な選択肢となってきており、短期的な失敗症例は極めてまれとなってきていると思われる。一方、インプラント症例の長期予後においては、最近では、インプラント・ユニットの緩みや、破折等の力学的な偶発症やインプラント周囲炎に代表される、インプラント周囲粘膜病変等が頻繁にみられるようになってきているのも事実であろう。中でもインプラント周囲粘膜病変等は決してまれなものではなく、インプラント治療後のメインテナンスが非常に重要と考えられる。そして、EAOの声明に見られるように、インプラントあるいはアバットメントと歯周組織との反応については、未だに不明な点がおおく、決定的な治療法ならびに予防法が待たれているのも現状である。
 そこで今回は、インプラント長期予後ケースにおける力学的な偶発症とインプラント周囲粘膜病変との相関関係および、インプラント周囲粘膜病変の理解と現状での治療法、さらには、光機能化による新しい展望について述べていきたいと思う。



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