今期からアカデミア構想の一部で,生涯研修の入り口に卒後研修を重点的に検討し,若手会員たちに同窓会事業を認知および参加してもらえるように委員会が設置されました。
若手支援のパートであり,特に学術的観点から卒後5年目くらいまでに焦点を当て,重点的に新進会員をサポートして今後の同窓会を担っていく人材を育成するべく事業内容を検討しております。
現在は大きく2つの小勉強会を開催しており,1つめは症例ディスカッションをふた月にまたがり検討しています。1回目は診査内容や現象に対するディスカッションを,次の会は,処置方針や予後についてのディスカッションを主体としています。
もう1つは「症例発表が出来るようになるため」にそれぞれの診査資料の採取・管理や扱い方を基本に講義・実習を主体にしてそれぞれ開催しています。
今後は,その他内容も委員会を重ね検討していきますが,現状このような形で開催しております。開催に関する情報を,同窓会HP等で案内していきますので,興味を持たれた方は是非ご参加ください。
開催日時(毎月) | 開催場所 | 内容 |
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第3水曜日 19:30~ |
東京歯科大学 南棟6階会議室 |
症例ディスカッション |
第4木曜日 19:30~ |
東京歯科大学 南棟6階会議室 |
参加者によるケースプレゼンテーション ディスカッション 講義・実習 |
事業推進部 卒後研修委員会/最近の記事:
日常臨床において、単純な処置はそれほど悩まずに、学生時代に学んだことを生かして治療できることが多いと思います。しかし歯の欠損があり、歯周病があり、カリエスなどいろいろな要素が絡みあうと、患者の口腔内を診て瞬時に治療計画を頭の中にイメージすることは難しいのではないでしょうか。
本セミナーは、患者情報の重要性、病態の把握、治療計画、記録の重要性に対する講演とグループディスカッション(模擬チュートリアル)を行い、症例の情報収集、分析、診断能力を養うことを目的とし、問診、診断、治療計画の大切さ、経過観察の重要性を習得していただきます。
特に臨床経験の浅い先生方に最適のセミナーとなっております。
卒後研修ベーシックセミナー 「こんな患者さんが来院したら・・・」〜何を診て、何を考え、何をするか〜 | |
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日時: | 2016年5月15日(日)9:30 ~ 16:30 |
場所: | 東京歯科大学 水道橋校舎本館13F |
講師: | 学術委員 |
定員: | 80名 |
受講料: | 臨床研修医・卒後5年目以下:無料 その他:5,000円 (FAXでお申し込みの上、受講料は当日受付にてお支払いください) |
講演内容: | 患者情報の重要性・病態の把握・治療計画・記録の重要性 |
実習内容: | 症例分析と治療計画(グループディスカッション) チュートリアル形式にて行う |
日常臨床において欠損補綴を行うにあたり、「何をみて」、「どのように診断し」、「設計をどうしたら良いのか」頭を悩ますことは、意外に多いのではないでしょうか。
本セミナーでは義歯設計の際に、基本的な欠損歯列の見方、義歯設計のポイント、支台装置の選択方法などを実際の症例を提示しながら解説します。
また、グループディスカッション(模擬チュートリアル)を通して、症例の難易性、分析、診断能力を養うことも目的としています。
卒後研修ベーシックセミナー 欠損歯列の見方 | |
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開催日時: | 2015年5月17日(日) 9:30 ~ 16:30 |
場所: | 東京歯科大学 水道橋校舎本館13F |
受講料: | 臨床研修医:無料 その他:5,000円 |
定員: | 80名 |
講師: | 宮地建夫(東京都・開業) 藤関雅嗣(東京都・開業) 加藤賢祐(神奈川県・開業) |