ちょっとSpotlight:「ラグビー日本代表戦の医務室業務を経験して」(同窓会報434号より)
私は高校からラグビーをしており,現在も社会人のクラブチームに所属し選手として活動しています。そのため,仕事でもラグビーの現場で携われるようにと思い,臨床歯科研修医修了後,東京歯科大学の口腔健康科学講座スポーツ歯学研究室の大学院に入局し,マウスガードや外傷時の処置などについて日々研鑽を重ねていました。大学院時代から,提携していたプロラグビーチームのマウスガード製作や,試合時に歯牙外傷があった選手の治療を行っており,ラグビーに関わりながら歯科医療に従事していました。しかし,ラグビーの試合会場やグラウンドレベルなど現場で携わることは多くありませんでした。今回,同窓会専務理事の小枝義典先生のご協力のもと,8月5日に秩父宮ラグビー場で行われた“リポビタンDチャレンジカップ2023日本対フィジー戦”における,歯科医師として選手に対する医務室業務を務めさせていただきました。