会員往来」カテゴリーアーカイブ

私の趣味/太田 嘉英(昭和60年卒・東海大学医学部外科学系口腔外科学領域 教授)

 私が高校生の頃,そこそこの街であれば必ずジャズ喫茶がありました。ほとんどのジャズ喫茶にはJBLの大きなスピーカー,大量の漫画本そしてまずいコーヒーがありました。最大の特徴はコーヒー1杯で何時間粘っても決していやな顔をされなかったこと。ジャズには何の興味もなかったのですが勉強嫌いであった私がサボる場所としてジャズ喫茶に入り浸るうち,いつしかジャズファンになっていました。 続きを読む

「彫塑(彫刻と粘土),星空写真を楽しむ」/堀川 拓郎(平成10年卒)

 幼いころから粘土遊びや工作が好きでした。小学生の頃は昆虫や怪獣などを,粘土や紙を使って作っていました。小学6年の時に紙と段ボール箱で作った,身長約110cmのゴジラは,今も頭部だけは大切に保管してあります。
 高校生の頃,美術の授業で針金を曲げて骨組みを作り,粘土を盛り上げて人形を作ることを教わりました。もともと,プロレス,格闘技が好きだったので,早速好きなプロレスラーの人形を作成。それからは年に数体ほどの割合で人形を作り続けてきました。 続きを読む

100マイルの世界/大多和 昌彦(平成元年卒)

 みなさまは100マイルと聞いて何を想像されるでしょうか?1マイルが約1.6キロメートルですので,おおよそ160キロになり,東京からだと軽井沢を軽く越えてしまうほどの距離になります。
 山の登り降りを繰り返しながら,この距離で合計では9,000メートルほどの高さを登るようなレース(もっと長くきついものも)が世界にはいくつかあります。足で走ることについてはマラソンなどと一緒ですが最近,日本でもブームのトレイルランニングとして紹介される種目です。 続きを読む

「スキーも歯科医業も生涯現役でありたい」/藤関 雅嗣(昭和56年卒)

藤関雅嗣先生のご紹介

 藤関雅嗣先生が歯科補綴学第III講座(主任教授 関根 弘)に残られてからのおつき合いですから,かれこれ30年以上のおつき合いになります。在籍してからすぐにコーヌスクローネに取り組んで,自分で技工をすべて行うという努力家です。浅草で開業後,スタディー・グループ「救歯会」に入会してからは,更に実力を向上させて,欠損補綴の分野ではパーシャルデンチャーからブリッジ,更にインプラントまで幅広く研鑽を積んでこられ,今や第一人者になりました。 続きを読む

直井友紀さんインタビュー(同窓会準会員・大学3年)

直井友紀さんのご紹介

 直井友紀さんは,同窓会の準会員で現在大学3年に在学しており,勉強と野球の両立に一生懸命頑張っておられます。今回のインタビューも忙しい中,放課後に特別に時間を取っていただきました。とてもボーイッシュで明るくはきはきとしたお嬢さんで,さすがに“世界一”を奪取するべき“何か”をお持ちだと感じられ,楽しい取材の時を過ごさせていただきました。 続きを読む

「和敬清寂(わけいせいじゃく)」「日々是好日(ひびこれこうじつ)」「放下着(ほうげじゃく)」…茶禅一味の茶道/市川  豊(昭和47年卒)

市川 豊先生のご紹介

 市川 豊先生は,77期(昭和47年)にご卒業され,現在東京都板橋区でご開業されています。常に笑顔を絶やさず温厚で,私たち後輩にも優しく接してくださいます。今回の記事によりその原点が茶禅一味の茶道にあると感じられました。私も学生の頃,市川キャンパスに保存されていた血脇先生ゆかりの血脇会館の和室で,茶道部が活動していたことを思い出します。
 長い歴史を持ち,禅の精神を“道”として具現化した茶道の本質を楽しみ,極め続ける市川  豊先生をご紹介します。 続きを読む