平成26年度「新進会員のつどい」講演紹介:
『エクソソームを用いた診断法の開発に向けて』[吉田 光孝 先生(平成22年卒)]
近年、いろいろな疾患の分子レベルでの発症機構の理解が進み、その知識をベースとした効率的な治療法が次々と開発されている。同時に、より正確な診断を、迅速、非侵襲的な方法で実現するシステムの開発が望まれている。非侵襲性を考えた場合、唾液や血液といった「体液」が理想的な検体であり、体液を解析する事で、間接的に疾患部の診断をおこなう「リキッドバイオプシー(液体生検)」が注目を集めている。
『エクソソームを用いた診断法の開発に向けて』[吉田 光孝 先生(平成22年卒)]