第430号」タグアーカイブ

2022年度東歯祭開催される(同窓会報430号より)

 2022年10月29,30日,東歯祭2022 Revival が,水道橋校舎新館にて3年振りに開催されました。今年度も東歯祭テーマに沿ったイメージ作品が募集され,全学生による投票の結果,3年生の澁谷朱里さんの作品(図1)が選ばれました。パンフレットの表紙を飾ったこのイメージポスターは,新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で開催できなかった悔しい思いを乗り越えて,溜まったストレスを一掃させるような力強さを感じました。また開催中の10月30日(日)に水道橋校舎別棟7階会議室にて,同窓会からの東歯祭へのお祝金(25万円)が,澁谷会長より実行委員に授与されました(図2)。実行委員からは,例年実行委員が着ているユニフォーム(今回は紫色のパーカー)と東歯祭パンフレットを贈呈いただきました。 続きを読む

関東地域支部連合会/令和4年度 東京歯科大学同窓会関東地域支部連合会総会・記念講演会開催

 令和4年9月11日(日)ホテルマイステイズ宇都宮に於いて,栃木県支部が当番県となり,オンラインも含めたハイブリッド形式で令和4年度東京歯科大学同窓会関東地域支部連合会総会・記念講演会が開催された。
 総会は一戸達也学長,澁谷國男同窓会会長,小枝義典専務理事,大井誠一理事のご参加をいただき,対面42名,リモート16名の参加者で行われた。
 総会に先立ち,各県代表者と同窓会本部来賓による支部長懇談会が開催され,各支部の現状・問題点が話し合われた。 続きを読む

東海地域支部連合会/令和4年度総会

 新型コロナウイルス感染症の第7波が収まりかけてきた令和4年9月25日(日)13時半より,名鉄グランドホテルにて令和4年度東海地域支部連合会総会が3年ぶりにリアルで開催されました。ご来賓として大学より今年6月から新学長になられた一戸達也学長,同窓会本部より澁谷國男会長,小枝義典専務理事,成瀬 健東海地区理事,地元の愛知県歯科医師会より内堀典保会長にお越しいただきました。 続きを読む

青森県支部/令和4年度社保勉強会

 令和4年夏,3年ぶりに青森県津軽地方の夏祭り(青森ねぶた,弘前ねぷた,五所川原立佞武多)が開催され,街はにぎわいを取り戻しました。青森県支部恒例の社保勉強会も当初対面方式での勉強会,終了後にはビアパーティーも開催する予定で準備を進めておりました。しかし新型コロナウイルス感染症感染拡大のため,残念ながら9月3日(土)リモート勉強会のみの開催となりました。 続きを読む

横浜鶴見支部/鶴見東歯会家族レク開催

 10月22日(土)午後6時より横浜関内で日本初の鉄道開業と時を同じく明治5年創業の鰻割烹「わかな」において鶴見東歯会会員・家族レクリエーションが13名の参加のもと開催された。
 定刻前からビールで喉を潤し,すでにほろ酔いとなったところで佐藤秀夫会長(昭和48年卒)が「今回は昨日めでたく91歳を迎えられた宇佐美雅弘先生(昭和31年卒)のお祝い会も兼ねてみんなで祝福し楽しい時間を過ごしましょう」と挨拶した。 続きを読む

新潟県支部/総会・記念学術講演会

 令和4年7月2日(土)新潟市ホテルイタリア軒にて,新潟県支部総会が開催されました。コロナ禍の下,感染対策に留意を払いつつ,会場とリモートによる参加で行われました。
 出席者は,県支部総会は会場が36名,リモートが2名,ご来賓3名でした。 続きを読む

愛知県支部/未入会同窓への対応についての提言

 本年9月25日,東海地域支部連合会において,愛知県橋本雅範支部長より新入会員への取り組みについてお話がありました。まさしく同窓会本部の考えとも一致する,先進的な考え方と思い,今回橋本支部長にお願いし,「支部のうごき」としてご紹介させていただきました。その他,全国を回らせていただく中,神奈川県や愛媛県でも積極的に行われているとのお話も伺っております。
 各支部の先生方に於かれましてもこの取り組みを参考にしていただくとともに,更なる効果的対策があれば,ご紹介いただきたいと思っております。

(本部同窓会 専務理事 小枝義典)

未入会同窓への対応についての提言

愛知県支部 支部長 橋本雅範(昭和53年卒)

 令和7年に創立130周年を迎える東京歯科大学同窓会は現在,昭和・平成・令和の卒業の3世代にわたる同窓から構成されており,その比率は平成の卒業生が昭和の卒業生をわずかに上回るようになっています。しかしながら,支部加入率は昭和卒業の同窓の約80%に対して,平成卒業の同窓は50%前後に止まり,今後の同窓会活動に支障がでることが危惧されています。 続きを読む

「第10回新進会員のつどい」報告(同窓会報第430号より)

 令和4年11月12日,昨年に引き続きオンライン開催ではありますが「第10回新進会員のつどい」が開催されました。
 今回は「Nexus~歯科学生から歯科医師になるまで~」というテーマをもとに,学内,学外でご活躍されている田中五郎先生(昭和63年卒業,横浜市開業),春山亜貴子先生(平成14年卒業,保存修復学講座),飯田雄太先生(平成25年卒業,岡山県勤務医)の3人の先生に,若手の頃からの勉強の仕方や,心得などをお話しいただきました。昨年同様Web上での開催ということで配信形式を工夫したりなど,リモート開催が2年続いたことで昨年の知見を生かしつつ,よりバージョンアップした講演会を目指しました。 続きを読む

巻頭言/バトン

常任理事 小林健一郎
常任理事
小林健一郎

(東京歯科大学同窓会会報 令和4年12月号/第430号より)

 明治28年に発刊された歯科医学叢談に続き,昭和22年に東京歯科大学同窓会会報として第1号が発刊されました。巻頭言が始まったのは昭和48年2月に発刊された151号の井上 真同窓会会長の「新年のご挨拶」からであり,その内容は時事にも踏み込み,また母校愛に満ちたものでありました。今回その巻頭言を担当できることを誠に光栄に思います。
 本年9月8日からイギリスの君主が,エリザベス2世からチャールズ3世に引き継がれるなど世界中でも様々な引継ぎが行われています。東京歯科大学でも6月に学長を11年に亘って務められた井出吉信先生から一戸達也先生に引き継がれました。一戸新学長は,社会貢献という観点から,知的財産の取得や政策誘導力,さらに提言などを発信する機会をつくることも強化したいとの意向があり,同窓としても大いに期待するところであります。私が担当する東京歯科大学同窓会渉外部の仕事にも関係していると思われます。
 渉外部では,1)各歯科大学・大学歯学部の同窓会・校友会との交流を図り緊密なる友好を深める。2)渉外活動に関する情報交換を進め,全国レベルでの情報の共有と集約を図る。3)会員の歯科医政関係者とは緊密な連携を保ち医政の推進を図る。4)母校との連携のもとに国・公・私的機関等と協力し,人材の確保,育成に努める。5)生涯研修制度や歯科保健医療制度の動きを分析し現在の課題を解決し将来を考察するシンクタンク機能の推進を図る。6)社会保障関係者と交流を深める。7)「東歯同窓国会議員を支える会」を介して,同窓国会議員を支援する。という目標があります。
 母校建学の祖である血脇守之助先生は,近代歯科医学の基礎を確立しつつ,政治家の側面もあり,当時の民政党や政友会の実力者と協働して活躍され,一方で,医師法・歯科医師法という法律を確立したと伺っております。同窓会としても上記の目標にあるように,参議院議員島村 大先生の応援にも今まで以上に力を入れていきたいと考えております。渉外部の目標の3)と5)にも絡めて,母校歯科医療政策学の教授田口円裕先生など厚労省経験者のお話を伺える機会をつくるようにしてまいります。また社会貢献の機会も増やすために,一戸学長の構想の中にあります知財関係の取得に関しても同窓としてバックアップしていこうと考えております。さらに同窓会として他大学との交流も盛んにしていくように努力していきたいと思います。
 リレー競技でもバトンの受け渡しが順位の鍵を握ります。今回私は同窓会渉外担当の常任理事というバトンを同じ苗字である小林慶太先生より,本年1月から引き継ぎました。たまたま小林慶太先生とは母校の現老年歯科補綴学講座の同門です。受け取ったバトンを次にしっかり渡せるように活動し,より良い同窓会になるように頑張ります。母校創立120周年記念のメインタイトルは,「継承と発展」でありました。私も同窓会130周年記念に向けてバトンを繋ぎ,発展していくように微力ながら努力していきたいと思います。