2022年10月29，30日，東歯祭2022 Revival が，水道橋校舎新館にて３年振りに開催されました。今年度も東歯祭テーマに沿ったイメージ作品が募集され，全学生による投票の結果，３年生の澁谷朱里さんの作品（図１）が選ばれました。パンフレットの表紙を飾ったこのイメージポスターは，新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で開催できなかった悔しい思いを乗り越えて，溜まったストレスを一掃させるような力強さを感じました。また開催中の10月30日（日）に水道橋校舎別棟７階会議室にて，同窓会からの東歯祭へのお祝金（25万円）が，澁谷会長より実行委員に授与されました（図２）。実行委員からは，例年実行委員が着ているユニフォーム（今回は紫色のパーカー）と東歯祭パンフレットを贈呈いただきました。
　今年度，特に目を引いたのは参加型企画です。新企画としてのサバイバルゲーム体験は，赤外線による光線銃を用いた安全なビームライフルを用いたもので，日々の運動不足解消にピッタリの企画でした。「歯の模型ストラップづくり」と題した体験コーナーでは，歯科医療が身近に感じられる有意義な実習を一般の来場者も体験でき，また，ステージ企画では各クラブの成果発表のほか，「歯科大生・歯科医師格付けチェック」という面白い企画もありました。千葉キャンパスで学生生活を過ごした私としては，当初水道橋校舎での学園祭は，屋台も少なく，物足りない感じがありました。しかし最近の学祭企画は，都市型の学園祭らしく，どれも趣向を凝らした非常にバラエティに富む内容に発展しております。TDC の伝統を強く感じ，触れることのできる歯科大学体験プログラムや，穏やかな縁日・カフェはそのままに，それぞれの思いを乗せた“Revival「復活」” を思わせる学園祭でした。これまで少しでも気になっていた同窓の先生方は，是非来年，ご参加してみてはいかがでしょうか？

（広報委員会　四ツ谷　護　記）