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愛知県支部/令和元年度 学術講演会

 8月18日(日)14時半より,愛知県歯科医師会館403号室にて学術講演会が「『ステップアップペリオ』〜そうだ,再生療法しよう〜」という演題で開催されました。講師は本学ではなく,愛知学院大学歯学部歯周病学講座の三谷章雄教授にお願いしました。三谷教授はとても若々しく,新進気鋭の歯周病の研究室の教授であるにもかかわらず,物腰の柔らかいソフトな語り口で,とても判り易く歯周病について解説して頂きました。 続きを読む

愛知県支部/令和元年度 学術研修親睦旅行

 令和元年7月6日(土)から7日(日)にかけて,天候が大変心配されましたが両日とも好天に恵まれ, 岐阜県長良川に総勢27名(うち女性会員3名)の参加を得て一泊二日の親睦旅行が開催されました。宿泊先は,橋本雅範会長(S53年卒)ご推薦の1860年創業五つ星の宿「十八楼」で,ここは旅のプロが選ぶ人気温泉旅館です。 続きを読む

愛知県支部/平成30年度 東京歯科大学愛知県同窓会総会

 12月2日(日)名鉄グランドホテルにて,ご来賓として東京歯科大学クラウン・ブリッジ補綴学講座佐藤 亨教授,同窓会本部より佐々木眞澄常任理事,日本歯科医師連盟渡邉正臣副会長,愛知県歯科医師会内堀典保会長,愛知県歯科医師連盟池山正仁理事長にご臨席戴き,標記総会が盛大に開催された。 続きを読む

愛知県支部/平成29年度 総会

 平成29年12月3日(日)名鉄グランドホテルにて平成29年度東京歯科大学愛知県同窓会総会,記念講演会,懇親会が盛大に開催された。
 総会ではご来賓として東京歯科大学水道橋病院副病院長の末石研二先生,同窓会本部より常任理事の髙橋潤一先生にご臨席戴いた。始めに成瀬会長の挨拶では,今期で勇退されるとの表明があり,愛知県同窓会記念誌作製においては多くの先生方から写真,資料を戴き,役員の先生によって何度も校正を行い,完成することができたと感謝の言葉があった。今まで愛知県同窓会としての記念誌はなかったので,今回発刊することができたことは大変意義深い事であると話され,記念誌の内容を披露された。 続きを読む

愛知県支部/平成30年度 若手勉強会・学術研修会・社会保険研修会(共催)

 5月20日(日)午後1時30分より愛知県歯科医師会館において,7回目となる若手向け勉強会が開催された。毎年新しい薬剤,歯科材料,治療法が発表される中,我々歯科医師はそれについて知らないではすまされない。そのためにもこの勉強会は楽しみな会である。今回は若手開業医として活躍している3名の先生に講師をお願いした。 続きを読む

愛知県支部/平成30年度 社会保険研修会・学術講演会

 7月22日(日)13時より,愛知県歯科医師会館にて平成30年度東京歯科大学愛知県同窓会社会保険研修会・学術講演会が開催されました。
 初めに鈴木副会長の開会の辞,橋本会長より挨拶があった後,愛知県同窓会の会員であり,愛知県歯科医師会社会保険部次長の丹羽克誌先生(平成4年卒)より「今回の保険改定を受けて」という演題で社会保険研修会が行われました。東海北陸厚生局への定例報告の提出についての説明と,歯初診の提出が42.3%とまだ低く,未提出ですと10月から点数が下がってしまうので,感染防止対策を行っている方は9月末までに必ず提出して頂きたいとの事でした。その後,疑義解釈(その5)について詳細な説明が行われました。
 引き続き学術講演会が開催されました。講師は東京歯科大学水道橋病院の副病院長で口腔顔面外科学准教授・病院教授の髙野正行先生(昭和57年卒)にお願いいたしました。日々の歯科臨床において外科的処置や手術を伴う観血処置が必要になる場合があります。しかし時代は超高齢化社会を迎え生活スタイルの多様化などに伴い,これらの処置にあたっては今まで以上に医療安全を見込んだ十分な配慮が必要となってきます。今回は髙野先生に「外科小手術のチェックポイントと水道橋病院口腔外科の現状」について講演していただきました。最初に智歯抜歯の要点についてお話いただきました。特に下顎智歯が抜歯困難な理由をあげられ,下顎智歯の抜歯の難易度について除去する周辺の骨量,神経との位置関係,歯根形態,歯根膜空隙の有無などの項目についてそれぞれ説明がありました。とくにレントゲン写真から下顎枝前縁第2大臼歯遠心面までの距離,咬合平面を基準とした埋伏の深さ,咬合平面に対する智歯の傾きから智歯抜歯の難易度の判定の解説は非常にわかりやすいものでした。
 抗菌薬の使用法では歯科で使用されている抗菌薬,最近の鎮痛薬の紹介と抗菌薬の予防的投与,アスピリン喘息やインフルエンザ脳症への薬剤投与の注意事項をお話いただきました。骨吸収抑制薬関連顎骨壊死については2016年の顎骨壊死検討委員会ポジションペーパーの解説と医師と歯科医師が相互に連携をとって患者にとってベストと考えられる治療を行なうことが大切であることをお話いただきました。
 続いて抗血栓薬療法患者の抜歯についてと止血法について解説していただきました。特にワーファリンを内服している患者さんの抜歯については
 ・INRが3.0以下なら抜歯可能
 ・INRは抜歯の72時間以内できれば当日に測定する
 ・十分な局所止血を行なう
 ・抜歯後の鎮痛剤の投与は慎重に行なうこと
などの注意事項を症例を提示して一連の流れの中で解説していただきました。安全な歯科医療を行なうために主治医に対診して正確な情報を得ることがまず治療の第一歩であることを再確認できました。止血においては事態を予測し十分な時間をとってあわてず,前準備も必要であることを痛感しました。
 偶発症とその対策では下口唇麻痺への対応,上顎洞穿孔時の対応と注意,気腫の原因とその予防,誤嚥,誤飲の予防と対応を動画を交えて説明していただきました。スリーウェイシリンジ,エアータービンから出される空気の勢いとその量には驚かされました。歯科医院での救急対応では血管迷走神経反射,異常高血圧,過喚起症候群,狭心症の発作と急性心筋梗塞,アナフィラキシーショック,気管支喘息,蕁麻疹についてそれぞれの説明・解説と使用薬剤と使用方法をお話していただきました。最後に歯科医療現場の特徴をふまえた感染の予防策,標準予防策(スタンダードプリコーション)について説明していただきました。
 髙野正行先生には当日名古屋で開催されていた他のシンポジウムのスケジュールを短縮していただき,慌ただしくお迎えしたのにもかかわらず,ゆったりとして落ち着いた口調で水道橋病院口腔外科の現状から,智歯抜歯の要点から抗菌薬の使用方法,感染予防対策に至るまで,現在の歯科医院で必要なすべての項目について丁寧にご講演していただきました。感謝申し上げます。
 講演会は長谷部副会長より閉会の辞が述べられた後,アパホテル名古屋錦において懇親会が小関専務による司会のもと,和気藹々とした雰囲気のなか開催されました。

(昭和57年卒・久野 昌士 記)


愛知県支部/平成29年度若手勉強会・社会保険研修会(共催)

 5月21日(日)14時より,愛知県歯科医師会館において愛知県同窓会若手勉強会と社会保険研修会が開催された。若手勉強会は平成24年から始まり,年に一度開催されてきた。移りゆく時代の中で,若手歯科医師はこれからの歯科界を引っ張っていく必要がある。若い世代がお互いに情報を交換し刺激しあい,先輩方からアドバイスを頂き,成長し続ける場としてこの勉強会は6回目を迎えることとなった。演者は「毎日の診療から・VI」と題して,現在開業医として活躍している2名の若手の先生が講師として選ばれた。 続きを読む

愛知県支部/平成29年度学術講演会

 7月9日(日)に愛知県歯科医師会館にて東京歯科大学愛知県同窓会の平成29年度の学術講演会が行なわれました。演題は「歯科臨床のための機能解剖学」で講師は東京歯科大学解剖学講座主任教授の阿部伸一先生です。
 ご講演の前半部分では歯科臨床のために知っておきたい機能解剖学の知識として,有歯顎の歯槽部を含んだ顎骨内の構造と歯を喪失した顎堤部分の顎骨内の構造の相違と,インプラント埋入後の顎骨内の構造の変化についてお話戴きました。 続きを読む

愛知県支部/平成28年度総会,記念講演会ならびに懇親会

 平成28年12月4日(日)名鉄グランドホテルにて平成28年度東京歯科大学愛知県同窓会総会,記念講演会ならびに懇親会が盛大に開催された。
 総会では来賓として副学長の一戸達也先生,同窓会本部より副会長の早速晴邦先生にご臨席戴いた。始めに成瀬健会長の挨拶では,同窓会120周年記念誌の内容より,同窓会設立の時の目的は歯科医学の情報の交換,会員の親睦,歯科医師としての品格を高めるという三つであり,さらにこれからの歯科医師に求められることは「先進性」,「グローバル化への対応」,「リベラルアーツ」の三つを身に着ける事,そういう歯科医師になれるよう同窓会で学んでほしいと書かれてあったことについて話され,愛知県同窓会でも記念誌の発刊に向け,伝統ある東京歯科大学同窓会の過去から未来へ繋ぐという意気込みを話された。 続きを読む

愛知県支部/平成28年度若手勉強会・社会保険研修会(共催)

 平成28年5月15日(日)13時より,愛知県歯科医師会館において東京歯科大学愛知県同窓会,若手勉強会と社会保険研修会が同時開催された。団塊の世代の700万人が全て後期高齢者となる2025年には,75歳以上の人口は2,200万人に達し,全人口の30%を占めるようになる。人口ピラミットの形もすっかり形を逆に変えてしまう。つまり高度経済成長から現在に至る日本の形と全く別の日本へと変わろうとしているのだ。その2025年まであと10年ない,いよいよ2025年へ向けカウントダウンは始まった。そんな移りゆく時代の中,至る2025年,さらにその先の未来に向け,若手歯科医師はこれからの歯科界を引張っていく必要がある。 続きを読む