令和4年9月11日(日)ホテルマイステイズ宇都宮に於いて,栃木県支部が当番県となり,オンラインも含めたハイブリッド形式で令和4年度東京歯科大学同窓会関東地域支部連合会総会・記念講演会が開催された。
総会は一戸達也学長,澁谷國男同窓会会長,小枝義典専務理事,大井誠一理事のご参加をいただき,対面42名,リモート16名の参加者で行われた。
総会に先立ち,各県代表者と同窓会本部来賓による支部長懇談会が開催され,各支部の現状・問題点が話し合われた。
総会は湯澤邦裕常任幹事の司会にて進められ,簗瀬 昇副支部長の開会の辞にて開始した。坂入道子連合会会長の挨拶の後,物故会員への黙祷を捧げた。続いてご来賓を代表して一戸達也学長,澁谷國男同窓会会長よりご祝辞を賜った。来賓紹介の後,当番県である栃木県の坂入支部長が座長に,次期当番県である群馬県の黒田由紀子支部長が副座長に選出された。報告では大学報告として一戸達也学長より大学の現況について報告された。また本部報告として同窓会本部の小枝義典専務理事より同窓会の現況が報告された。会務報告を石川一麿常任幹事より,支部長懇談会報告を鈴木恵実副支部長より報告された。次いで議事に移り議案は採決の結果,賛成多数により可決承認された。次期当番県挨拶を群馬県支部黒田由紀子支部長よりいただき,藤森 洋副支部長の閉会の辞を以って総会は滞りなく終了した。
その後,記念講演会を東京歯科大学同窓会顧問の鳴神保雄先生を講師にお招きし,「年寄りの呟き(思い着くままに)」と題しご講演いただいた。〈歯科医学・医療の夜明け〉〈東京歯科大学誕生と奥村鶴吉先生〉〈今後求められる歯科医療〉など普段聞くことのできない幅広い大変貴重な内容で,同窓会と家族主義について,また,グローバル化やデジタル化の必要性,ホームドクターとしての歯科医師の在り方など大変勉強になった。最後に血脇守之助先生のお言葉「世の中は 五分の真味に二分の侠気 あとの三分は茶目でくらせよ」に触れられ講演が終了した。
懇親会については,行動制限や集会人数制限がなくなったものの,新型コロナウイルス感染症第7派の猛威を考慮して開催を控えさせていただいた。
今回の総会は支部長懇談会,記念講演会を含め,オンラインも含めたハイブリッド形式での開催となったが,これからの時代のデジタル化の必要性の上でも,新しい形式であると感じた。ただ,1日でも早く新型コロナウイルス感染症が収束し,安心のできる新しい日常が戻ることを願う。
(平成15年卒・平田 哲 記)