2020 TDCアカデミア 臨床セミナー/口腔内スキャナーセミナー
「印象採得、デジタルの時代へ」〜1人1台で口腔内スキャンの勘所、体感してください!〜[2020年7月12日(日)]

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2020 TDC アカデミア 臨床セミナー

口腔内スキャナーセミナー

2020 TDCアカデミア 臨床セミナー/口腔内スキャナーセミナー「印象採得、デジタルの時代へ」〜1人1台で口腔内スキャンの勘所、体感してください!〜(2020年7月12日(日)・講師:北原信也)

 近年口腔内スキャナーの技術は目覚ましく進歩し、印象採得のデジタル化がいよいよ本格化してきたと感じられます。
 スキャナーを導入することで、アナログ印象に比べ誤差が減少し、精度の向上につながるとともに、術者・患者さん両方にストレスフリーの診療が可能になります。
 本セミナーの実習では、1人1台スキャナーを使用してしっかり学んでいただきます。顎模型をマネキンに装着し支台歯形成・スキャン・CAD/CAMソフトでのマージン設計・デジタルワックスアップまで一連の流れ(デジタルソリューション)を習得していただけます。
導入を検討している・興味はあるけど現状を知りたい、そんな方のために企画した入門セミナーです。
多くの先生方に口腔内スキャナーの魅力を知っていただきたく、午前の講演のみ参加も受付いたします。

臨床セミナー 口腔内スキャナーセミナー
「印象採得、デジタルの時代へ」
〜1人1台で口腔内スキャンの勘所、体感してください!〜
講師:
  • 北原信也(東京都開業)
日時: 2020年7月12日(日)
(1)9:00 〜 11:45:講演
(2)9:00 〜 16:30:講演・実習
場所: 東京歯科大学 水道橋校舎新館11F
定員: (1)30名(午前講演のみ参加)
(2)10名(講演・実習 1日セミナー)
受講料: (1)講演のみ:1万円
(2)1日セミナー:7万円(器材費込み)/6万3千円(前年度同窓会費納入者)

講演内容

  1. なぜ今、光学印象なのか。
  2. デジタルワークフローの実際・ラボコミュニケーション
  3. 光学印象時の支台歯形成
  4. 口腔内スキャンとデジタルソリューションの勘所
  5. 3Dプリンター応用法

実習内容

  1. マネキンを用いた支台歯形成
  2. 1人1台による口腔内スキャナーでの光学印象
  3. デジタルソリューションの実際
  4. ミリング・3Dプリンター(デモ)


北原信也(東京都開業)

北原信也
  • 1989年 日本大学松戸歯学部卒業
  • 1992年 北原歯科医院開院
  • 2000年 ルウミネッセンス開院
  • 2003年 銀座ノブデンタルオフィス開院
  • 2007年 シンガポール歯科医師免許取得
      (現在Asia Healthcare Dental Centre非常勤)
  • 2012年 TEAM東京ノブレストラティブデンタルオフィス開院
      医療法人社団聖功会理事長、TEAM東京代表
  • 日本大学客員教授(松戸歯学部)
  • 日本大学歯学部兼任講師
  • 昭和大学歯学部客員教授
  • 日本臨床歯科医学会指導医
  • 日本歯科保存学会専門医
  • 日本歯科審美学会認定医
  • 日本臨床歯科医学会東京支部副会長(SJCD)
  • American Academy of Esthetic Dentistry (AAED)会員

 今世紀における歯科革命とも言われるデジタルデンティストリーの潮流は世界に拡がりを見せています。これは特別なことではありません。日常生活の中ではすでにデジタル化は当たり前、昨今ではAI(人口知能)があらゆる分野のキーワードとなっています。そんな世界的なデジタル化の波が私たちの歯科界にも大きな変革をもたらそうとしているのです。
 現在の歯科治療はテクノロジーの発展の恩恵を受けることなく、いまだにアナログが主流です。特に日進月歩の医療分野でのデジタル化は私たち医療者側だけでなく患者へも様々なメリットをもたらすと考えられています。特に昨今の最新のマテリアルであるジルコニアを使った補綴治療は現在CAD/CAMでのみ製作することができます。すなわちラボサイドではすでにデジタル化が始まっております。一方で私たちチェアサイドではようやく光学印象装置(口腔内スキャナー)の市場が動き出したというところでしょうか。2011年私は3M C.O.S(チェアサイドオーラルスキャナー)の発売と当時に1号機を購入し、来るべきデジタルデンティストリーへの時代に備えようと考えました。この口腔内スキャナーを使えば、従来の印象材を使った“印象採得”という患者の苦痛が解放されることを経験しましたが、当時は多々問題もあり、即臨床投入というわけにはいきませんでした。その後も世界の動向にも注目していましたが、昨今では多くの問題点もほぼ解決され、臨床に即使用できる性能を持ち合わせた第3世代、第4世代の機種が誕生しました。
 今回、私はデジタルデンティストリーの全体像を想像しつつ、一体どこに向かうのか? 皆様には実機の口腔内スキャナーを触っていただき、ワークフローを体験しつつデジタルデンティストリーの未来についても一緒に考えてみたいと思います。

(Nobuya Kitahara)



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