十二期会(昭和39年卒・69期)/十二期会 50回目大会

 西高東低の気圧配置の強まりと共に北から雪の便りが届く,11月27日~29日,十二期会50回目の大会を,同窓会創立120周年記念に合わせ,東京お台場ホテルグランパシフィックで開催。前夜祭は江戸前お台場に屋形船を浮かべ,夕映えの中,揚げ立ての天ぷらを囲み,久しぶりの顔と和み,翌28日,初冬の雲一ツない晴天に恵まれた東京スカイツリーに向かう。標高350米の天望デッキからの台東・墨田の下町,そして,隅田川に架かる橋々は,まさに鳥瞰図の世界,標高450米の天望回廊からは,丹沢山塊を前衡に従えて冠雪を頂く霊峰富士を西に見て,東に双耳峰の筑波を望む絶好の展望であった。夕刻よりホテルに於いて,会員40名出席のもと,卒業満50年に想いを馳せ,先立った友を偲び,また,今後の本会のあり方等について話しあった。29日,同窓会創立120周年記念事業の一環として,同朋で山形大学名誉教授吉澤信夫君が永年「東京歯科大学の歴史と伝統を検証する会」での成果を,「高山紀齋,血脇守之助と同窓会の歴史探訪」と題する記念講演に耳を傾け,盛会だった50回目の東京大会の報告をする。
 次回は平成28年4月22日(金)23日(土),栃木県足利市での再会を約した。

(牟田 紀一 記)