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野口英世記念館感染症ミュージアム開設と賛助会員のお願い(奥田克爾名誉教授)

リニューアルされた野口英世記念館(野口英世記念館Facebookページより)

野口英世記念館感染症ミュージアム開設と賛助会員のお願い

 人類愛に生き、感染症との戦い生命を捧げられた野口英世先生は、関東大震災の困難時に東京歯科大学に『高雅學風徹千古』の書を血脇守之助先生に贈られています。それらを引用しながら、新型コロナウイルスに関しての拙文を書いてきました。その都度、会員から沢山の質問を受け、最新情報を読みながら応えてきました。野口英世記念会は、石塚三郎先生が甚大な志を持たれて賑恤されて新宿大京町に設立されました。区々たる事情から、記念会は平成27年リニューアルされた猪苗代の野口英世記念館へ移転されました。そして今秋新しく野口英世記念館感染症ミュージアムが開設されました。デジタル化を駆使して天然痘、ペスト、梅毒、コレラなどの病原体との戦いの歴史が取り上げられています。 続きを読む

情報ネット 会務トピックス/別刷り:「新型コロナに立ち向かう歯科医療と口腔ケア」(奥田克爾名誉教授、2021年9月17日寄稿)

新型コロナに立ち向かう歯科医療と口腔ケア

名誉会員 奥田克爾


With corona はオーラルヘルスで乗り越える

 微生物学講座で学びの歩みを続けてきたことから、新型コロナウイルス感染症について、同窓会HPや会誌で解説してきました。この度会報編集委委員から文献をつけて下さいとの要望がありましたので、無料のPubMedで読めるものを加えました。
 パンデミック収束を嘲笑うが如く感染力を高めたデルタ株が第5波となって、医療が逼迫して感染者の自宅療養が増えてしまいました。新型コロナ感染者にウイルスと口腔細菌の混合感染が起きた場合の肺炎は、重篤になって死亡率が上がってしまいます。そのため歯周病などのないオーラルヘルスと口腔内細菌数を減少させる口腔ケアの重要性が強調されています(Front Microbiology 2020 11:1840, Journal of Clinical Medicine 2021 10 156, British Dental Journal 2020 228 971)。その内容に加え、変異ウイルスへのワクチン効果や2種のモノクローナル抗体を組み合わせたカクテル療法について自己流で作った図を使って解説させてもらいます。また、末文に野口英世記念会感染症ミュージアムの開設と賛助会員について書かせてもらいました。

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情報ネット 会務トピックス/別刷り:「新型コロナウイルス感染予防ワクチンを紐解く」(奥田克爾名誉教授、2021年4月16日寄稿・2021年5月17日改訂版)

2021年5月19日:「新型コロナウイルス感染予防ワクチンを紐解く」(2021年5月17日改訂版)を掲載しました。
2021年5月16日:「新型コロナウイルス感染予防ワクチンを紐解く」(2021年5月14日改訂版)を掲載しました。

新型コロナウイルス感染予防ワクチンを紐解く

名誉会員 奥田克爾


 本会報に2回にわたって新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について拙文を掲載させてもらいました。医療担当者向けの新型コロナウイルス感染予防ワクチン接種が始まって,会員の多くにワクチン接種がなされていると思います。副反応や次々に出現している変異株にワクチンが有効ですかとか、先進国わが国でワクチン政策の遅れなど、同窓からの質問が殺到しています。「ワクチン接種は人のすべての免疫能力を破壊して死に導く」という5月5日の米国の情報を同窓に伝える医師がいることを知り、急遽同窓会HPに掲載をお願いしました。

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With coronaを生き抜くために 歯科医療には大きな役割があります[奥田克爾先生(昭和43年卒)・同窓会報第422号より]

 6月号(420号)において本誌に新型コロナウイルス感染症に関する,奥田名誉会員の「困難な時こそ立ち向かえ!」をご投稿いただいたところ,情報が錯綜し暗中模索の中,診療において大いなる指針となったと多くの同窓から感謝の言葉をいただきました。そこで,まだまだ社会が戻ったとは言えない状況ですが,ご要望にお応えして,現状や今後の展望分析など含めて奥田先生にご執筆を依頼させていただきました。全国それぞれお立場や状況に違いがあるにせよ,一つの方向性としてご一読いただければ幸いです。


With coronaを生き抜くために
歯科医療には大きな役割があります

2020年11月21日更新 名誉会員 奥田 克爾(昭和43年卒)

 6月号に「新型コロナウイルスのパンデミックからオーラルヘルスを考える」を掲載していただきました。野口英世先生の「困難な時こそ立ち向かえ」,「高雅學風徹千古」を使わせてもらって,会員から歯科医療に取り組む元気が出たとの礼状を受けました。歯科治療前に新型コロナウイルス感染予防のために,患者にポビドンヨード液でのガラガラ嗽を求めることも書きました。その後,大阪府から論文にもなっていないにも拘わらず「ポビドンヨード液が新型コロナウイルスの治療に有効」という記者会見がありました。その内容に質問を受け,歯科治療での感染リスクを下げるためのポビドンヨード液での嗽であることを説明させてもらいました。また,ポビドンヨード液には口腔粘膜にも毒性があり嗽後の水での洗口が必要であることなどメールで応えてきました。
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情報ネット 会務トピックス/2020年5月20日号・奥田克爾名誉教授より 同窓会へのエール

同窓会会員各位

お世話になります。
この度の新型コロナウイルス感染症に関して、奥田名誉教授より、感染予防、パンデミックと口腔ケアなど文章を色々といただいており、その中で、同窓会へのエールもいただきました。
最近では、新型コロナウイルス感染症も徐々に終息に向かっているところですが、
会員の先生方におかれましては、今後の歯科医療体制についてなど不安なところも多々あると思います。
このメッセージで大変勇気づけられた・・・という声が多く聞かれましたので、トピックスに掲載をしてみました。

ぜひ、奥田先生からのメッセージを多くの先生へお届け下さいますようお願いいたします。

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2020年5月12日

奥田克爾名誉教授より承りました、「新型コロナウイルスのパンデミックからオーラルヘルスを考える」(奥田克爾名誉教授、2020年5月9日改訂版)を掲載しました。


情報ネット 会務トピックス/別刷り:「歯科医療の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染予防対策」(奥田克爾名誉教授、2020年4月13日改訂版)・「新型コロナウイルスのパンデミックからオーラルヘルスを考える」(奥田克爾名誉教授、2020年5月9日改訂版) >>

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2020年5月3日

奥田克爾名誉教授より承りました、「新型コロナウイルスのパンデミックからオーラルヘルスを考える」(奥田克爾名誉教授、2020年4月25日改訂版)および、本寄稿概略が記載された日本歯科新聞記事(2020年4月21日号)を掲載しました。



情報ネット 会務トピックス/別刷り:「歯科医療の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染予防対策」(奥田克爾名誉教授、2020年4月13日改訂版)・「新型コロナウイルスのパンデミックからオーラルヘルスを考える」(奥田克爾名誉教授、2020年4月25日改訂版) >>

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2020年4月26日

奥田克爾名誉教授より承りました、「新型コロナウイルスのパンデミックからオーラルヘルスを考える」(奥田克爾名誉教授、2020年4月21日改訂版)を掲載しました。


情報ネット 会務トピックス/別刷り:「新型コロナウイルスのパンデミックからオーラルヘルスを考える」(奥田克爾名誉教授)【2020年4月21日改訂版】 >>