2017 TDC アカデミア 臨床セミナー
エンドセミナー
近年における歯内療法はCBCTによる診査診断、マイクロスコープの併用、Ni-Tiファイルを用いた根管拡大形成と、従来の根管治療と比較してより高度な精度の高い治療へと変化してきています。樋状根、4根管歯においては、CT撮影およびマイクロスコープ下での治療に対して保険加算算定もできるようになり、我々歯科医にとって、歯内療法におけるマイクロスコープの活用は、より身近になってきております。
そこで、マイクロスコープによる歯内療法を習得していただこうと本セミナーを企画いたしました。マイクロスコープの基本操作、有効的な使用方法はもちろん、基本的な歯内療法の考え方や根管治療のポイントも押さえた、基礎的なセミナー構成となっております。臨床経験の浅い先生から、これからマイクロスコープを取り入れようと考えてらっしゃる先生方まで幅広く参加いただけるセミナーであります。この機会に是非、マイクロスコープを実際に使いながら根管治療実習を通して体現していただき、新たな臨床の幅を広げていただきたいと思います。
臨床セミナー エンドセミナー マイクロエンドドンティクスの極み ~歯内療法の基礎からマイクロスコープの基本的操作習得の1.5日~ |
講師: |
古澤 成博
- 東京歯科大学卒
- 東京歯科大学大学院歯学研究科(歯科保存学専攻)修了
- 東京歯科大学歯科保存学講座 主任教授
- 日本歯科保存学会専門医
- 日本歯内療法学会理事
- 日本顕微鏡歯科学会評議員
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日時: |
2017年5月20日(土) 13:00 ~ 18:00 2017年5月21日(日) 9:00 ~ 16:00 (全2日間) |
場所: |
GC Corporate Center(東京都文京区本郷) |
定員: |
24名 |
受講料: |
10万円 / 9万円(前年度同窓会費納入者) |
講演
- 歯内療法における根管解剖
- マイクロスコープを用いた根管治療の流れとポイント
- Retreatment歯へのアプローチ
- 破折歯、難治性根尖性歯周炎への対応
- 外科的歯内療法
実習
- マイクロスコープの基本動作
- 抜去歯を使用してマイクロスコープ下での髄室開拡、根管拡大形成
- 根管内異物の除去、歯根端切除術
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