卒業アルバムから見た母校の変遷 -現在との比較- その1(同窓会報第400号より)
母校図書館には明治41(1908)年以降の卒業アルバムが大切に保管されている。今回は大学のご厚意により,そのなかから貴重な写真をお借りして同地点の現在との比較を試みた(現在の写真はすべて筆者撮影)。
母校図書館には明治41(1908)年以降の卒業アルバムが大切に保管されている。今回は大学のご厚意により,そのなかから貴重な写真をお借りして同地点の現在との比較を試みた(現在の写真はすべて筆者撮影)。
昨年同窓会創立120周年記念準備委員会ができそのテーマを決める際に「高山イズム,血脇イズムとは何か」ということから始まりました。
学生時代から今まで耳にしたことはありましたが真剣に考えたこともありませんでした。また,大学の起源や同窓会がどのように設立されたのか全く興味もありませんでした。おそらく多くの皆さんもそうでしょう。
歯科大学に入り歯科医師となり普通に診療を行い歯科医師会等にも参加してきました。そこで他大学の方から「東京歯科の卒業生はどこか違うね」とよく言われてきました。そのことがずっと気になってはいました。ちょうど良い機会だからそのルーツについて少し考えてみようと思いました。
そもそも120年以上の歴史をもつ歯科大学なんか他にないのですから。
どのような原因で欠損歯列になったのかという成因の詮索も確かに大切ですが,慢性タイプの疾患では,継続する病状の流れを見極めることも忘れてはならないはずです。病状の流れをみる見方は「病期と病型」という2つの視点でとらえられます。病期とは進行段階(ステージ)のことで,たとえば乳がんの進み具合を,しこりの大きさやリンパ節への転移のあるなし,皮膚などへの広がりなどを指標にしたTNM分類があり,病期1からIVまでのステージに分類されています。その進行ステージはどのような治療を選択するかに反影されます。
この臨床ノートは,私が経験した欠損歯列の臨床記録だと思ってください。戻れない時代背景や診療室という限られた空間での個人体験が,これから前へ進もうとしている若い先生たちに,なにを語りかけることができるのかと考えると,心もとないものがあります。ただこの臨床ノートから「欠損歯列は長い時間軸」で見ていくべきこと,それは患者さんと長く関わっていくことを意味していることが伝わればと思っています。歯科臨床での“長く”は時代や地域を越えて価値あるものだと思うからです。
再根治しても一向に痛みが引かない!
症状がなくなったと思い根充した途端…また強い痛みが!
サイナストラクトが消えない!
今を時めく若手の実力派、阿部 修先生がこうした問題にお答えします。この問題を解決する鍵は意外にも、最新機器や最新薬剤ではなかった!明日の診療に必ず役立つ実践的な内容で、卒業して間もない若手の先生方はもちろん、歯科治療を熟知された先生方にも是非聞いて頂きたい講演です。
広報委員会では、東京歯科大学同窓会創立120周年事業の一環として、今まで発行された同窓会会報・記念誌を全て、毎月50号前後ずつ掲載いたします。
第3弾として、東京歯科大学同窓会会報 第102号〜第150号(昭和40年2月1日号〜昭和47年12月15日号)を掲載しました。
広報委員会では、東京歯科大学同窓会創立120周年事業の一環として、今まで発行された同窓会会報・記念誌を全て、毎月50号前後ずつ掲載いたします。
第2弾として、歯科医学叢談1〜4(明治28年10月〜明治32年10月)および、東京歯科大学同窓会会報 第52号〜第101号(昭和32年2月10日号〜昭和39年12月1日号)を掲載しました。
「東京歯科大学同窓会創立120周年記念事業」ページに、「東京歯科大学同窓会創立120周年記念チラシ・参加申込書」を掲載しました。 「東京歯科大学同窓会創立120周年記念事業」 >>
5月2日(土)16:30~17:25にUX新潟テレビ21にて「野口英世は死なず ~永遠のノーベル賞候補 最後の帰国から100年~」が放送されます。
大学および同窓会が全面協力を行い、血脇守之助先生、石塚三郎先生が大きく取り上げられます。
特に、野口英世先生役はS61卒の常木哲哉先生が演じられます。
新潟県内だけの放送ですが、東京歯科大学のことがが大きく取り上げられます。
ぜひ、皆さんにお知らせください。
広報委員会では、東京歯科大学同窓会創立120周年事業の一環として、今まで発行された同窓会会報・記念誌を全て、毎月50号前後ずつ掲載いたします。
第1弾として、東京歯科大学同窓会会報 第1号〜第51号(昭和22年10月20日号〜昭和31年12月25日号)を掲載しました。