2023 TDC アカデミア 臨床セミナー
口腔機能セミナー
口腔機能検査機器はそろえて検査はしてみたもののその先の指導管理の方法はどうすれば良いのだろうか、小児は成長するので様子を見ているだけでよいのか、いつからどのように介入するのが適切なのか、とお悩みの先生は多いのではないでしょうか。
高齢者と成長発育期の小児では一見かけ離れているように見えますが、成人の口腔機能低下は成長発育期の口腔機能不全と関連があるのではないかとの意見もあります。
本セミナーでは「口腔機能低下症」、「口腔機能発達不全症」と診断された方への具体的な指導方法や継続的に管理する方法を解説いたします。また、小児の口腔機能発達不全の原因や改善のための治療についても掘り下げていきます。
小児から高齢者まで一生お口から食べることを支えたい歯科医師、歯科衛生士必見のセミナーです。
臨床セミナー 口腔機能セミナー 「健全な口腔機能を獲得し維持するために」 〜口腔機能低下症の予防は、口腔機能発達不全症の解消にあり〜 |
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講師: |
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日時: | 2023年6月4日(日)10:00〜17:00 |
場所: | ハイブリッド開催 ・対面参加:東京歯科大学水道橋校舎 新館11階 ・Web参加:Zoomウェビナー |
定員: | 60名 |
受講料: | :歯科医師 2万円 その他 1万円 |
講演内容
- 口腔機能低下症の考え方
- 口腔機能発達不全症となる原因と対処方法
- 小児期の口腔機能はいつから診ていくのか
- 口腔機能低下症の検査方法と管理の実際
- ディスカッション
「生涯にわたり健康な口腔機能を獲得し維持するために」
上田 貴之(うえだ たかゆき) | |
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口腔機能は、生まれた瞬間から亡くなるその時まで、常に使い続けられます。胎生期から幼少期では機能の獲得・成熟が行われ、その後は維持期を経て、高齢期には機能が低下していきます。それぞれの時期に、我々歯科医師・歯科衛生士は何ができるのでしょうか。発達不全や病的老化をどのように見つけ、対応するのがよいのでしょうか。ただ単に咀嚼筋の筋力があればよいということではありません。口腔機能を管理するアウトカムを見据えた対応、管理が望まれます。本セミナーでは、小児期と高齢期の口腔機能管理の共通点、相違点を考えることで、各ライフステージに応じた適切な管理の方針を考えます。その上で、具体的な口腔機能管理や栄養評価、食事指導の方法について解説したいと思います。
(Takayuki Ueda)
井上 敬介(いのうえ けいすけ) | |
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歯科分野において近年むし歯や歯周病またはそれに伴う歯牙欠損は減少傾向にあり、これから将来も減り続けるものとなるのは必然です。ではこれからの歯科界において歯科医師に求められる歯科治療とは何なのか? それは口を使って行う「食べる、しゃべる、息する、笑う」などの口腔の機能にフォーカスをする時代に突入しました。これからの歯科界を担う先生へ、本当の21世紀に必要な歯科医療とは何かを一緒に考えましょう。
(Keisuke Inoue)
久保 慶太郎(くぼ けいたろう) | |
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2018年に口腔機能低下症が公的医療保険収載されて以降、歯科医院における口腔機能低下症への取り組みに関して、どういう人に検査を行うのか、口腔機能検査の方法、口腔機能管理の具体的な指導方法がわかりにくいといった声を耳にします。本セミナーでは、診療所で口腔機能管理を行う上でのポイントを解説していきたいと思います。
今回のセミナーを通じて、より多くの方に口腔機能管理を行っていただきたいと思います。
(Keitaro Kubo)
本セミナーの受付を終了しました。
2023 TDCアカデミア セミナー:
2023 TDCアカデミア セミナー一覧:
- 2023 TDCアカデミア 卒後研修(毎月開催・参加無料)
- 2023 TDCアカデミア 臨床セミナー/口腔機能セミナー「健全な口腔機能を獲得し維持するために」〜口腔機能低下症の予防は、口腔機能発達不全症の解消にあり〜[2023年6月4日(日)]
- 2023 TDCアカデミア 臨床セミナー/ベーシックハンズオンセミナー「すぐに役立つ臨床のコツ」 〜実践スキルの向上 補綴、矯正、ぺリオ、口腔外科編〜[2023年9月3日(日)]
- 2023 TDCアカデミア 臨床セミナー/歯内療法セミナー「開業医が知っておきたいベーシックエンド」〜最新の歯髄保存からシンプルな外科処置まで〜[2023年10月1日(日)]
- 2023 TDCアカデミア 医療教養フォーラム/「健康格差と口腔保健の役割」〜今、日本社会の中で何がおきているのか〜[2023年11月12日(日)]