若手会員との連携 −東京歯科大学拡大群馬県人会−

 H25年12月28日(土)高崎駅に直結するホテルメトロポリタンホテル高崎に於いて群馬県同窓会は本部若手ネットワーク委員会後援拡大群馬県人会を開催いたしました。この会は,若い先生方に支部同窓会を知り,積極的に参加をしてほしいという事を目的とした企画です。参加メンバーは県出身の東京歯科大学学生,東京・千葉在住の若い先生,県内在勤・在住の支部同窓会未入会の先生に支部同窓会員を加えて42名でした。

【第一部講演会】

演題
「県内開業医から紹介を受けた患者の症例報告」
座長
高崎義人先生(昭和63年卒)
 (独)国立病院機構高崎総合医療センター歯科口腔外科医長
演者
小杉謙介先生(平成18年卒)
 群馬大学大学院医学系研究科顎口腔科学分野助教・医局長
引田正宣先生(平成19年卒)
 (独)国立病院機構高崎総合医療センター歯科口腔外科医員

 小杉謙介先生からは口腔癌,顎口腔顔面再建手術含めた症例,群馬大学医局の紹介,卒業後研修医募集などを熱く講演して頂きました。また,引田正宣先生からは,交通事故による骨折後のインプラント埋入,線維性骨異形成症による顎堤の膨隆で,義歯スペース確保のための歯槽骨形成術の症例及び高崎総合医療センター歯科口腔外科の紹介をして頂きました。講演中,プロジェクターの不備というアクシデントが有りましたが,座長高崎義人先生の絶妙なる機転で引田先生一人暮らしのアイテム「ストウブ鍋」での美味しいご飯の炊き方を楽しく語って頂きました。おかげで若い先生方の緊張もほぐれてアットホームな会になりました。また,両先生の講演を目を細めて聞いておられたお父様方の楽しそうな笑顔が印象的でした。

【第二部懇親会】

 県同窓会長引田正俊先生の挨拶,県歯科医師会会長村山利之先生の祝辞の後,前群馬県歯科医師会会長川越文雄先生の乾杯で宴が始まり,そこで,本部若手ネットワーク委員会担当常任理事髙野博子先生からのメッセージをご披露させて頂きました。20歳~82歳というメンバーによる三世代の大宴会で,初めは緊張していた若い参加者も先輩方と話すうちに研修後の進路を見つける糸口をつかんだり,地元に帰った時の良き相談相手がみつかる等々,思わぬ収穫もあった様子でした。〆に定番の校歌斉唱!「今日は大変楽しかったよ」と先輩方からお褒めの言葉を頂き,参加者みんなが笑顔で年越しができる様な元気をもらえた会になりました。最後に,この拡大県人会を開催するにあたり協力をしていただいた皆様に感謝を申し上げご報告とさせていただきます。

群馬県拡大県人会に参加して

小杉謙介(平成18年卒)

 私が群馬大学口腔外科で勤務を開始して3年が経ちます。赴任当初は不安と緊張でいっぱいでしたが,群馬県の優しい先輩方のご指導お陰で臨床面だけでなく様々な経験をさせていただきました。東京歯科大学の絆の強さや思いやりを強く実感致しました。そんな東京歯科大学群馬県支部OB会で講演を行えたことを誇りに,そして嬉しく思います。当日は,おいしい食事でお腹いっぱいに,諸先輩方の為になるお話で胸がいっぱいになりました。
 私のつたない講演におつきあい頂いた諸先生方に感謝の意を述べたいと思います。


引田正宣(平成19年卒)

 最初に,この度の貴重な経験を与えて下さった同窓の先生方に感謝致します。発表時の不手際を助けて頂いた事や講演内容に関して色々な感想を頂けた事,先輩の真似出来ない話術,国家試験中にも関わらず手伝いを申し出てくれた後輩の存在等々,沢山の有難いものを得られて良かったと思います。これからも先達の先生方から現役学生まで幅の広い交流の場が益々発展していく事を望んでおります。


梅澤峻之(平成21年卒)

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 平成21年卒業の梅澤峻之と申します。現在私は東京在住ですが拡大同窓会ということで今回初めて参加させて頂きました。同窓会は現役の学生さんからベテランの先生方まで参加なさっており,群馬の歯科事情などをお伺いでき,私たち若手卒業生には大変有意義なものでありました。また,学生時代を過ごした大学同様に大変アットホームな雰囲気であり改めて東京歯科の結束の強さ,面倒見の良さを感じました。私のような群馬在住でない者も温かく迎えて下さいましたことに深く感謝致します。