2024 TDCアカデミア 医療教養フォーラム
「歯科から取り組む!孤立という病を地域で治す方法」
〜人のつながりが薬になる〜
社会的に孤立していることは、時に健康を脅かします。人との交流が乏しいと抗うつのリスクや、認知症の発症リスク、死亡のリスクまで高くなることが、世界的に課題となっています。
この解決策として、いま、世界では医療者や医療施設が地域のつながりの中心となって、人々の健康を地域社会で支える「社会的処方」という新しい取り組みが広がりつつあります。
歯科疾患の多くは生活習慣病であり、病気の視点だけではなく、生活の視点での支援の重要性が明らかになってきています。
日本でも大きな課題となっている〈社会的孤立〉に対して歯科医師、歯科医院は、なにができるのか。書籍「社会的処方」の著者である西智弘先生と地域コミュニケーションに取り組んでいる高柳篤史先生を交え生涯における健康づくりにおいて歯科医療の遠心的発展の方向性を模索する目的で、多職種と連携して、個人と社会を繋げるための社会的処方についてみなさんで議論を深めていきたいと思います。
「歯科から取り組む!孤立という病を地域で治す方法」 〜人のつながりが薬になる〜 |
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講師: |
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日時: | 2024年11月17日(日) 10:00 〜 13:30 |
場所: | ハイブリッド開催 ・対面参加:東京歯科大学水道橋校舎 新館11階 ・Web参加:Zoomウェビナー |
定員: | 60名 |
受講料: | 無料 |
講演内容
- 日本において本当に社会的孤立は存在するのか
- 社会的処方のカナメ
- オーラルヘルスからヘルスエコロジーへの展開
- 歯科医療と地域づくり