地域支部連合会・支部のうごき」カテゴリーアーカイブ

千葉県支部/水葉会(千葉市)

 水葉会では平成29年5月に改選が行われ,前会長の法花堂 治先生(昭和58年卒)から井上裕美子先生(昭和58年卒)へ会長が引き継がれました。平成29年7月29日(土)には暑気払い,平成29年9月9日(土)恒例となった水葉会・富士見会合同会が行われました。平成29年11月には弁護士の末石倫大先生(東京歯科大学歯科矯正学講座 末石研二教授のご子息)による勉強会が行われました。末石先生からは弁護士サイドからの歯科診療における種々な注意点や解説がありました。勉強会後の2次会では,雑談も交えながら,昨今増加傾向にある医療事故・紛争についてもう少し細かいところまで丁寧に教えて下さいました。 続きを読む

横浜南部支部/夏の会員・家族・従業員レクリエーション開催

 平成30年8月30日(木),当支部夏のレクリエーションが開催された。今回はいつも訪れている神奈川県歯科医師会会館内にありながら,近すぎてなかなか訪問する機会のなかった「歯の博物館」の見学と,中華街にある美味しいお寿司屋さんでの納涼会となった。
 その「歯の博物館」。西洋歯科医学発祥の地である横浜に昭和62年,「歯の資料室」として誕生し,その後資料の充実に伴い「歯の博物館」と改称された。今回は,博物館館長の大野粛英先生(非同窓)直々の解説により,日本と西洋の歯にまつわる古くからの風俗,わが国独自の木床義歯,房楊枝を始めとして,西洋の象牙や陶製の入れ歯,歯を抜く道具など,歴史あるさまざまな資料を見学した。 続きを読む

横浜鶴見支部/鶴見東歯会 家族レク開催

 8月25日(土)午後6時より横浜関内の割烹蒲焼「わかな」において15名参加のもと会員・家族・従業員レクリエーションが開催された。
 横浜に居ながらにして世界の料理を食べ尽くす第13弾といきたいところ「鰻の稚魚歴史的不漁」のニュースを受け,それでは今のうちに味わっておこうかと話し合ったのが2月の総会。まさかその頃は今夏がこれ程までの「スーパー猛暑」になるとは知る由もなかった。そこで鰻を食べてスタミナをつけ,この夏を乗り切ろうという企画に切り替えて開催された。当日は,一時の猛暑は一息ついたものの,まだまだ30度を越える暑さの中をハンカチで汗を拭いながら続々と参集した。 続きを読む

城東支部/支部紹介

 東京の城東に位置し,所謂下町と呼ばれている江東区には深川と城東の二つの支部があります。今回その一つである城東支部を紹介させて頂きます。
 城東支部は,東京都江東区歯科医師会に入会する会員で,奥羽大学歯学部(旧:東北歯科大学)卒の2名と松本歯科大学卒の1名を賛助会員として招き,現在総数21名が在籍しております。 続きを読む

静岡県支部/第1回役員及び地区幹事長会・保険説明会

 平成30年7月1日14時より第1回役員及び地区幹事長会が,15時より保険説明会,17時より懇親会がホテルアソシア静岡にて行われました。
 第1回役員及び地区幹事長会では新支部長の村松英昭先生からご挨拶があり,その後新副支部長,新専務理事,その他新役員,新地区幹事長の自己紹介を行い,協議事項,報告事項等スムーズに進められました。
 15時からは保険部理事の鳥居一也先生,日野原 博先生,河村忠彦先生による保険説明会が行われました。 続きを読む

愛知県支部/平成29年度 総会

 平成29年12月3日(日)名鉄グランドホテルにて平成29年度東京歯科大学愛知県同窓会総会,記念講演会,懇親会が盛大に開催された。
 総会ではご来賓として東京歯科大学水道橋病院副病院長の末石研二先生,同窓会本部より常任理事の髙橋潤一先生にご臨席戴いた。始めに成瀬会長の挨拶では,今期で勇退されるとの表明があり,愛知県同窓会記念誌作製においては多くの先生方から写真,資料を戴き,役員の先生によって何度も校正を行い,完成することができたと感謝の言葉があった。今まで愛知県同窓会としての記念誌はなかったので,今回発刊することができたことは大変意義深い事であると話され,記念誌の内容を披露された。 続きを読む

愛知県支部/平成30年度 若手勉強会・学術研修会・社会保険研修会(共催)

 5月20日(日)午後1時30分より愛知県歯科医師会館において,7回目となる若手向け勉強会が開催された。毎年新しい薬剤,歯科材料,治療法が発表される中,我々歯科医師はそれについて知らないではすまされない。そのためにもこの勉強会は楽しみな会である。今回は若手開業医として活躍している3名の先生に講師をお願いした。 続きを読む

愛知県支部/平成30年度 社会保険研修会・学術講演会

 7月22日(日)13時より,愛知県歯科医師会館にて平成30年度東京歯科大学愛知県同窓会社会保険研修会・学術講演会が開催されました。
 初めに鈴木副会長の開会の辞,橋本会長より挨拶があった後,愛知県同窓会の会員であり,愛知県歯科医師会社会保険部次長の丹羽克誌先生(平成4年卒)より「今回の保険改定を受けて」という演題で社会保険研修会が行われました。東海北陸厚生局への定例報告の提出についての説明と,歯初診の提出が42.3%とまだ低く,未提出ですと10月から点数が下がってしまうので,感染防止対策を行っている方は9月末までに必ず提出して頂きたいとの事でした。その後,疑義解釈(その5)について詳細な説明が行われました。
 引き続き学術講演会が開催されました。講師は東京歯科大学水道橋病院の副病院長で口腔顔面外科学准教授・病院教授の髙野正行先生(昭和57年卒)にお願いいたしました。日々の歯科臨床において外科的処置や手術を伴う観血処置が必要になる場合があります。しかし時代は超高齢化社会を迎え生活スタイルの多様化などに伴い,これらの処置にあたっては今まで以上に医療安全を見込んだ十分な配慮が必要となってきます。今回は髙野先生に「外科小手術のチェックポイントと水道橋病院口腔外科の現状」について講演していただきました。最初に智歯抜歯の要点についてお話いただきました。特に下顎智歯が抜歯困難な理由をあげられ,下顎智歯の抜歯の難易度について除去する周辺の骨量,神経との位置関係,歯根形態,歯根膜空隙の有無などの項目についてそれぞれ説明がありました。とくにレントゲン写真から下顎枝前縁第2大臼歯遠心面までの距離,咬合平面を基準とした埋伏の深さ,咬合平面に対する智歯の傾きから智歯抜歯の難易度の判定の解説は非常にわかりやすいものでした。
 抗菌薬の使用法では歯科で使用されている抗菌薬,最近の鎮痛薬の紹介と抗菌薬の予防的投与,アスピリン喘息やインフルエンザ脳症への薬剤投与の注意事項をお話いただきました。骨吸収抑制薬関連顎骨壊死については2016年の顎骨壊死検討委員会ポジションペーパーの解説と医師と歯科医師が相互に連携をとって患者にとってベストと考えられる治療を行なうことが大切であることをお話いただきました。
 続いて抗血栓薬療法患者の抜歯についてと止血法について解説していただきました。特にワーファリンを内服している患者さんの抜歯については
 ・INRが3.0以下なら抜歯可能
 ・INRは抜歯の72時間以内できれば当日に測定する
 ・十分な局所止血を行なう
 ・抜歯後の鎮痛剤の投与は慎重に行なうこと
などの注意事項を症例を提示して一連の流れの中で解説していただきました。安全な歯科医療を行なうために主治医に対診して正確な情報を得ることがまず治療の第一歩であることを再確認できました。止血においては事態を予測し十分な時間をとってあわてず,前準備も必要であることを痛感しました。
 偶発症とその対策では下口唇麻痺への対応,上顎洞穿孔時の対応と注意,気腫の原因とその予防,誤嚥,誤飲の予防と対応を動画を交えて説明していただきました。スリーウェイシリンジ,エアータービンから出される空気の勢いとその量には驚かされました。歯科医院での救急対応では血管迷走神経反射,異常高血圧,過喚起症候群,狭心症の発作と急性心筋梗塞,アナフィラキシーショック,気管支喘息,蕁麻疹についてそれぞれの説明・解説と使用薬剤と使用方法をお話していただきました。最後に歯科医療現場の特徴をふまえた感染の予防策,標準予防策(スタンダードプリコーション)について説明していただきました。
 髙野正行先生には当日名古屋で開催されていた他のシンポジウムのスケジュールを短縮していただき,慌ただしくお迎えしたのにもかかわらず,ゆったりとして落ち着いた口調で水道橋病院口腔外科の現状から,智歯抜歯の要点から抗菌薬の使用方法,感染予防対策に至るまで,現在の歯科医院で必要なすべての項目について丁寧にご講演していただきました。感謝申し上げます。
 講演会は長谷部副会長より閉会の辞が述べられた後,アパホテル名古屋錦において懇親会が小関専務による司会のもと,和気藹々とした雰囲気のなか開催されました。

(昭和57年卒・久野 昌士 記)


京都府支部/平成30年度総会開催

 平成30年7月7日(土),京都府支部平成30年度総会が,新都ホテル内の京料理店“京大和屋”にて行われた。当日は西日本豪雨による大雨の影響により,交通の便が各地で遮断され,京都市外から来訪される先生方の到着が危ぶまれたが,無事に出席予定者10名が定刻に参集することができた。 続きを読む

岡山県支部/学術部「学術勉強会」

 岡山県支部は毎月14日に例会を開催し,毎年会誌を発行する慣わしがある。その会誌に,「例会のマンネリ化による出席者数の減少」を危惧する行が記されている。過去の会誌や会務報告を見返してみると,(1)例会に会員が集まらない(2)学術的な活動が停滞している(3)岡山県におけるTDCブランドの埋没化等の課題が浮き彫りとなった。
 上記の課題を解決するために学術部で考慮した結果,毎月の例会開催時に勉強会を行うという案を提出して理事会で承認を得た。 続きを読む