7月28日(日)に開催されます、「新進会員のつどい」の予演会の様子です。
※7月19日追記:
「新進会員のつどい」ページに、各講師の抄録を掲載しました。ぜひご覧ください。
今年度より東京歯科大学同窓会では、若手会員の活躍を期待し、卒後5年以内の会員を対象とした「新進会員」制度を取り入れることとなりました。そこで、新進会員制度発足を記念し、「新進会員の集い」を開催いたします。
奮ってご参加下さい。当日は、若手会員による講演、懇親会を予定しております。
もちろん無料です。(6月初めに、同窓会事務局より出欠の案内ハガキが届きます)
演題: | 「デンタルナビゲーション 〜研修医から臨床医へ〜」 |
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主催: | 東京歯科大学同窓会 |
後援: | 日本大学歯学部同窓会 |
講師: | 鈴木 尚(東京都開業) 相庭 常人(神奈川県開業) 菅野 文雄(東京都開業) |
日時: | 平成24年12月9日(日) 13:00〜17:00 |
場所: | 水道橋TDCビル 13F A教室 |
大学卒業後、臨床研修医から歯科医師として臨床の現場に立つことは、不安でもあり毎日が研鑽です。 今まで大学からの受け身の教育でしたが、これからは自分で学び技術の向上に努めて行かなければなり ません。卒後から数年間いかに歯科医療に取り組んだかが、歯科医師としての生涯に大きく影響を与え ると言っても過言ではありません。このセミナーでは、若い歯科医師がどう学びどうすべきか、自分が 選択した環境でどう歯科医師としての資質を磨くか、ナビゲートしたいと思います。
また、医療人として知っておいてほしい日本の医療保険制度、海外事情、さらには歯科医師としての専門分野への道も紹介いたします。
研修医の皆さんは新年を迎えると、間もなく臨床歯科医師として社会に一歩を踏み出すはずです。入学以来、長く続いた指導される立場からいよいよ自立することになるのです。指導に当たってきた多くの諸先輩は、社会に通用する立派な歯科医師を目指してほしいと考えているでしょう。そんな思いで研修医の皆さんの背中をもうひと押ししたいと考えて七つの提言としてまとめてみました。一年間の研修成果をさらにアップさせるためのメッセージになれば嬉しく思います。
-歯科医療はまだまだ形を変えながらも伸びる分野です。
皆さんは大きな夢を持つべきでしょう。
その夢を実現するには臨床を好きになる心と楽しむ力、
そして尽きることのない好奇心を持たねばなりません。
卒業後、まだ比較的年数が経過していない若手の先生は、正しい知識と正確なスキルの獲得を目指して日々、臨床にて研鑽しているかと思いますが、日本における歯科医療においてはそのほとんどが保険治療と言われる、いわゆる医療保険(国民皆保険制度)にて行われていることもご理解いただいていると思います。そこで、今回は、日本の医療保険制度の概略をご理解頂き、さらに日本における将来の歯科医療の展望を考察してほしいと考えました。
講演内容を掲載しております(要パスワード)。ぜひご覧ください。
-今後起こりうる超高齢化社会に対しても漫然と過ごして待つのではなく、日本における社会保障制度をより良いものにするため、また、個人の意見を国に伝えるためにも歯科医師会や同窓会を利用しましょう!
個々のおかれている環境や適性などによっても歯科大卒業後の選択肢は多岐にわたると思います。
以前から “卒後5年ぐらいの経験が歯科医としての基本を作る”とよく言われます。
“三つ子の魂百まで”的な話だと思いますが、個人的には同感するところがあります。
-留学といっても目的や場所、期間によって
その形態は多岐にわたることは想像できると思います。
(中略)
-もうひとつメッセージを送るとすれば、
英語を勉強しましょう・・・ということです。
これは留学するしないに関わらず、
将来必ず役に立つと思います。
臨床に関する知識と技術の向上を図るには、スタディグループやセミナー、講習会などに参加する方法がありますが、学会が認定する専門医資格に挑戦することも有効な手段の1つです。
学会認定専門医とは、医学、歯学の高度化、専門化に伴い、その診療科や分野において高度な知識や技量、経験を持つ医師・歯科医師のことで、学会認定医、学会専門医、学会指導医からなります。
-学会認定専門医を取得することは、問題解決能力やケースプレゼンテーションのトレーニングになります。
そして、その経験が臨床に関する知識と技術の向上を図る有効な機会となるだけでなく、資格取得後の臨床を続けていく上での貴重な財産となることでしょう。
卒業後、まだ比較的年数が経過していない若手の先生は、正しい知識と正確なスキルの獲得を目指して日々、臨床にて研鑽しているかと思いますが、日本における歯科医療においてはそのほとんどが保険治療と言われる、いわゆる医療保険(国民皆保険制度)にて行われていることもご理解いただいていると思います。そこで、今回は、日本の医療保険制度の概略をご理解頂き、さらに日本における将来の歯科医療の展望を考察してほしいと考えました。