「八実会 in 富山」と題しました八実会が,今年は富山県出身の同級生が幹事で平成28年5月28日(土)29日(日)の両日,富山第一ホテルにて開催されました。当日は昨年開通した北陸新幹線を利用して関東地方から集合した人が多かったようです。土曜日は,ゴルフ組と黒部渓谷トロッコ鉄道観光組に分かれ,それぞれ富山での楽しいひとときを過ごしました。夕方より懇親会が開かれ,当地出身の野田修君が司会進行を担当しました。ご来賓として日本歯科医師会の理事であり富山県歯科医師会会長の山﨑安仁先生にお越し戴きました。山﨑先生は我々より3級上で,登院時は口腔外科の大学院生だと記憶しています。「あんじん先生」と親しまれ,とても優しく丁寧に教えていただいた記憶があります。富山名産の料理に舌鼓をうち,石川,富山,新潟のいずれも当地だけしか手に入らない喉ごしが良い日本酒をたんまりとごちそうになりました。(本当にうまかった)2次会,3次会,はたまた4次会まで場所を変え,学生時代の思い出にどっぷり浸りました。
翌日は内田君がガイド役を務め,大型バス貸し切りで立山アルペンルートの観光に出かけました。標高2450m の立山室堂平は,世界でも有数の豪雪地帯,付近の「大谷」は吹きだまりになっているため特に積雪が多く『雪の大谷』とよばれているとのことです。ここの除雪された道路の両側にできる雪の壁が開通時は20mを超えるとのことです。訪れた時は時期的に雪が溶けていてバスの高さぐらいで残念でした。当日は天候に恵まれ,風もなく剱岳や付近の山の稜線をくっきり見ることができました。国内外の観光客が多くいました。下山途中の弥陀ヶ原ホテル(皇太子殿下がお忍びでいらしたこともあるそうです)で昼食を取り,そのまま富山駅に向かいました。駅前や駅自体が新幹線開業とともに新しくなり,多くの観光客がお土産を求めていました。富山名産の『鱒の寿司』はいろいろな種類があり,味付けや酢の〆方の仕方によって好みが分かれるそうです。今回は地元富山駅前在住の稲田君お勧めの鱒の寿司を多くの同級生が買い求めていました。富山駅での解散となり,それぞれ帰宅の途に向かいました。今回は富山県(野田,内田,稲田君)石川県(角君),新潟県(永井君)のみなさんのご努力のもと,参加した方々にはたいへん楽しい思い出が持てたと思います。有難うございました。
(大井 誠一 記)