富巳会(昭和40年卒)/懇親クラス会

懇親クラス会

 富巳会クラス会・総会は2年に1度各地持ち回りで行われています。

 全員が還暦を迎えた頃「他のクラスに比べ逝去会員が多い。年と共に体に故障を抱えがちで,いつまで参加出来るか分からない。」との声が多く聞かれるようになったので,機会を多くしようとの声が上がり,東京在住の幹事がその役を引き受けました。「集まれる者が集まる」の趣旨で「懇親クラス会」が定例総会の間の年に東京で開かれるようになりました。

 定例のクラス会は昨年は栃木で開かれ,来年は北海道の会員が幹事を引き受け第1報が届いています。間を繋ぐ会ですから参加者は多少少なくなりますが,23名が集いました。(第1報では35名の参加返信があったのですが,我々の年代では体調の変化,冠婚葬祭の主唱や付き合い,後継者がいたりリタイアして時間の余裕があると海外旅行に誘われたりで,予定変更が多く出ました。)

 地方開催では観光を兼ねて団体行動で会を進行出来るのですが,何でも有りの東京では会員の嗜好が纏まりにくく意外に行事の予定が組みにくいのです。今回は最新の名所「東京スカイツリー」に関連してと企画したのですが,「そらまち」のレストランは予約を受けない店が多く実現出来ませんでした。

 と,あって11月3日(日・祝)にスカイツリーを正面に見ながらのパーティーが可能な「東武ホテルレバント東京」6F「クロワドール」で開催しました。新しい物を見ながら古き良き時代の演芸をということで,浅草在住の石山君の伝手で絶滅危惧種の幇間芸「幽玄亭玉八」師匠を招き存分に楽しみました。

 最近の定例クラス会は平日2泊3日の日程が多くなり,現役で働いている会員は参加しにくくなっていました。今回は連休初日とあってかなり珍しい顔ぶれも揃いました。前回までは二次会も全員参加で前もって企画していたのでしたが,自由参加でよいのではとの声が多くあり当日の成り行きとしました。やはり連休中とあって東武ホテルのスカイレストランは予約で一杯,それではと遠路焼酎一升瓶を2本も抱えてきてくれた鹿児島の有川君の言い出しっぺで,半数近くが二次会へと繰り出したのでした。

 後3年後,2015年には卒後50周年を迎えます。世俗では銀婚式ですから盛大にお祝いの会をしたいのですが,それまで今在世の会員が全て集えることを祈って全会員が競って参集出来る企画を東京幹事一同無い知恵を絞るとの意気込みです。

(小林 伯男 記)