ちょっとSpotlight:うれしいニュースが入ってきました。~日本ラグビー協会功労賞~(同窓会報442号より)
東京歯科大学ラグビー部の創成期からの功労者であり,監督,OB会長等も歴任された額賀康之先生が,ラグビー界への永年の貢献が認められ,日本ラグビーフットボール協会功労賞の栄誉に浴されました。以下,7月11日のプレス発表の内容です。
JRFU表彰制度
2024年度受賞者表彰について(日本協会発表より抜粋)
■JRFU表彰制度について
本制度は,「JRFU表彰制度に関する規程」に基づき,「永年にわたり各地でのラグビーの振興,発展に寄与,貢献した個人または団体に対し,敬意及び謝意を表することを目的」として設けられているものです。 2010年度から制度が設けられており,2023年度までに延べ53の個人,及び団体が受賞されております。「功労賞」とは,特に永年にわたり,各分野でのラグビーの普及振興に寄与,貢献した個人または団体を表彰するもの。
■受賞者及び受賞理由
関東協会推薦 額賀 康之(ぬかが やすゆき)様
「1989年,関東協会メディカル委員会において「歯科委員会」の立ち上げに尽力され,その後3代目歯科委員長として適正なカスタムメイドマウスガードの開発,普及活動に多大な貢献をされた。関東協会において,メディカル委員会総務委員,同顧問などの役職に従事され,地元北海道においても後進の育成を含め,青少年の健全で安全なラグビー普及に手腕を発揮されている。」
尚,本年度はその他に4名の受賞が発表されております。
額賀先生の推薦書には以下の内容が日本協会中村明彦メディカルソサエティー委員長より提出され協会理事会で承認されております。過去歯科医師においては日大OB 大山秀元先生が2014年に受賞されて以来11年ぶり2人目の快挙となります。
■推薦文
「額賀康之先生は現在北海道函館市にて歯科医業を営まれ,永年にわたり地域医療に貢献されており地元歯科医師会長としても手腕を振るわれておりました。東京歯科大学卒業後,千葉大学口腔外科に勤務しつつ関東ラグビーフットボール協会公認レフリーや役員も務められております。そして平成元年関東メディカルソサエティーにおいて5番目の委員会「歯科委員会」立ち上げに尽力。その後3代目歯科委員長として適正なカスタムメイドマウスガードの開発,普及活動に大いなる貢献をされております。
ラグビー協会においては関東協会メディカルソサエティー顧問など様々な役職に従事。地元北海道においても後進の育成含め,青少年の健全で安全なラグビー普及に手腕を発揮されております。
以上の経歴より額賀康之先生のラグビーの医務および安全対策への貢献は多大であり,JRFU表彰制度の候補者に相応しいものと考え推薦いたします。」
現在ラグビー部としては選手確保も難しく,困難な時代に入っております。しかし東京歯科大学とラグビー協会は額賀先生をはじめとするOBや大学のご尽力により,現在協会を支える後方支援病院やスマートマウスガードの開発と提供における中心的役割を担っております。2026年7月19日(日)創部60周年記念式典ではその軌跡を改めて共有するとともに,その象徴である額賀先生の受賞祝賀を盛大に行う予定であります。全国各地の「東京歯科大学ラグビー部」関係者諸氏の大勢のご参加を心から願っております。
(昭和59年卒 小枝義典 記)
