2022 TDC アカデミア 臨床セミナー
補綴セミナー
「自分が装着した補綴装置ができるだけ安定するにはどうしたらいいのだろうか?」
「自分の欠損歯列の診査、診断は適切だったのか?」日々悩みは尽きません。
欠損歯列はカリエスのように特定の原因で発症するものとは違い、歯周疾患や不正咬合、「力」など様々な要因が絡み合っていることが知られています。患者の生活習慣や背景などの多様性を考慮に入れて欠損歯列の補綴デザインを論じられることは多いようですが、長寿に耐えうる口腔機能を保全していく明確な解決方法は依然としてわからないままではないでしょうか。
本セミナーでは欠損歯列症例に対し深い洞察力と技術力で対応しておられる3名の先生に、症例を通して欠損補綴に影響を及ぼすファクターと長期経過からみた欠損補綴の評価を考察して参ります。
明日からの診断にそして治療計画立案にも役立つセミナーになっております。
臨床セミナー 補綴セミナー 「欠損歯列の対応から見えてくるもの!」 〜長期安定させるポイント 10年後はどうなっている?〜 |
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講師: |
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日時: | 2022年10月2日(日) 10:00 〜 16:30 |
場所: | 東京歯科大学 水道橋校舎新館11F ※ハイブリッド開催(お申し込みの際にお申し出ください) |
定員: | 60名 |
受講料: | 2万円 |
講演内容
- 欠損歯列の診断を再考する
- 欠損補綴への取り組み方、付き合い方
- 「欠損歯列をどうみるのか」講師によるディスカッション
森本達也 | |
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欠損歯列は欠損を起こした疾患と欠損に伴う障害が混在しているため、病態把握には疾病の診断と障害の程度を評価する必要があります。
しかし現時点では評価項目・評価基準も不明確で、感染症のような診査→診断→治療という流れと異なり、治療が診断・評価を兼ねる場合や、経過からの情報を参考に対応する事もあります。
今回は症例により、どのような評価項目に着目し、どう対応してきたかを提示し、臨床の参考になればと考えています。
(Tatsuya Morimoto)
松田光正 | |
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自分が行った欠損補綴の予後予測を行うことはいくら臨床経験を積んでも難しいものです。しかし綿密な欠損歯列の診断で症例のスクリーニングを行い、テンポラリーで最終補綴のイメージを膨らませ、補綴後の経過観察と的確な術後対応を行うことで朧げながらにも症例の未来予測は可能になり、ひいては長期安定につながるのではないかと考えています。
(Kosei Matsuda)
鷹岡竜一 | |
同年鉄鋼ビル歯科診療所勤務(宮地建夫先生に師事) |
術者は、欠損歯列の評価を処置方針に結びつけようとすると客観性を失い多様性の暗闇に迷い込みます。処置方針の選択では、多様な患者の要望や生活環境、社会的背景も浮き彫りになり欠損補綴はバラツキから逃れられません。今回の講演では欠損補綴の選択に悩む症例を取り上げ、欠損歯列と欠損補綴を結びつける糸口を探ってみたいと考えています。
(Ryuichi Takaoka)
本セミナーのお申し込み受付を終了しました。
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