令和3年7月3日(土)PM 2時より,信越地域支部連合会総会が開催されました。昨年は,新潟県上越市で開催される予定でしたが,コロナ禍のために急遽中止となり,2年ぶりの開催となりましたが,まだ感染状況が落ち着いていない為,Web 会議での開催となりました。
当日は,新潟市内のホテルにサテライト会場も設け,出席人数38名,来賓の先生方もリモートにてご出席してくださいました。
開会の辞の後,まず,信越地域支部連合会会長 五十嵐 治先生よりご挨拶を頂戴する予定でしたが,Web 画面に不具合が生じたため,先に,庶務報告を長野県は長野県連合会会長の牛木猛雄先生より,新潟県は庶務担当の岡田泰幸先生よりご報告いただいたところで,Web 画面が修復されたので,来賓の挨拶となりました。
まず,信越地域支部連合会会長の五十嵐 治先生よりご挨拶を,その後,来賓の井出吉信学長よりご挨拶を頂戴し,昨年,行われる予定であった130周年記念のお話や,今年の3月に完成した千葉歯科医療センターをメインに残りの跡地の利用についてや,大学のコロナ禍における学生の状況,国家試験の結果や入学状況,大学の偏差値について他大学との比較を踏まえて詳しくお話しいただきました。そのお話の中で慶應義塾大学との統合に関しては,塾長はじめ執行部が刷新されることから,新体制と協議を進めることになったということでした。続いて,片倉 朗水道橋病院病院長よりご挨拶を頂戴しましたが,詳しいお話は学術講演会で説明されるということで,水道橋病院で行っているワクチン接種について簡単にお話しくださいました。次に,同窓会より澁谷國男同窓会長よりコロナ禍における同窓会本部の活動,慶應義塾大学との統合についての同窓会の対応についてや今後の同窓会について話し合っている旨のお話しがありました。最後に同窓会より小枝義典専務理事より,本部同窓会の活動状況について説明がありました。
その後,長野県,新潟県の物故された先生方へ黙祷を捧げた後,議事・協議に移り,次期当番県の長野県の牛木会長より次期開催についての説明がされ,最後,牛木会長の閉式の辞により信越地域支部連合会総会は閉会となりました。
総会終了後,休憩を挟んで,学術講演会を片倉 朗水道橋病院病院長より「日常の口腔外科診療に必要な知識のアップデート」の演目でご講演いただき,コロナ禍における歯科診療及び感染対策についてや高齢者に対する投薬時の注意点,心疾患の患者に対する外科治療時及び投薬時の注意点,水道橋病院での最新の診療方法等について,最新の情報を詳しくお話ししていただきました。最後に,新潟県支部副支部長の永井 謙先生より,来年度は状況が落ち着いて,対面で行われることを祈念する旨の挨拶で閉会となりました。
永井先生の挨拶にもありましたが,新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いて,対面での総会,後援会,懇親会が出来ることを先生方は楽しみにされていると思いますので,我々,歯科医師も感染が拡大しないよう感染対策を確実に行い,終息に向かうよう協力できることは協力して,少しでも早く,感染が落ち着くことを望むばかりです。
(平成2年卒・八木 寿顕 記)