母校だより:新入生学外セミナー(同窓会報第412号より)《写真ギャラリー》

 今年も恒例の新入生学外セミナーが,4月25日水曜日から2泊3日で,千葉県木更津市にあるオークラアカデミアパークホテルで行われた。この新入生学外セミナーは1998年よりこの地で行われていて,本年は21年目の行事となっている。
 この新入生学外セミナーの目的は,1)歯科大学1年生としての学習の心構え(Setting of learning),2)総論としての修学のモチベーションと具体的な大学での学び方等について学習(How to learn, how to study),3)新入生同志の親睦である。大学の重要な行事の一つで,引率は,教授14名,准教授・助教5名,職員7名で行い,126名の学生を12グループに分け,各グループにチューターを配置し,学生個人をも把握するセミナーとなっている。
 このセミナーでは,毎年テーマを決め最終日にディベートを行うことになっている。今年は,1)日本は救急車利用を有料化すべきか,2)日本は安楽死を認めるべきか,というテーマで,それぞれ賛成か反対かに分かれてディベートが行われた。
 一日目の夕食はテーブルマナーの習得を目的として,ナイフフォークの使い方,ナプキンの使い方,食事時の礼儀,等を講師から説明を受けながら,アルコール類なしのフランス料理の食事会を経験させている。二日目の夕食はバイキング形式で行われ,校歌の練習,ビンゴゲームなどを行い,着席の宴席とは異なるタイプの食事会を経験してもらっている。

(学生部長 佐藤 亨 記)