老人に暑い夏は応える。期待した爽涼の秋空も少なかったが,10月19日のいとし会総会は青空が拡がり快晴になった。熱田君,仙台の杉本君,北海道の遠藤君,栃木の鈴木(和)君,杉山君,鈴木(義)君,和田君,山田(英)君,齋藤夫妻の10名出席,大学理事熱田君の計らいで水道橋本校の役員室で,今後のいとし会のあり方について協議,今回を持って総会は終了とし,今後は無理なく,自由な時に集まろうという事になった。このあと井出学長を囲み記念写真を事務局の方に撮って頂き,新しく完成した西棟の施設を案内頂き,今昔の思いをあらたにした。大学を辞したあと車で,さいかち坂校舎を右に見乍ら駿河台に聳える新お茶の水ビルに移動,21階の銀座アスター賓館個室で宴会となった。談論風発,放言自由の楽しい会が続いた。2方向がガラス張りの部屋からの眺めはすばらしくスカイツリーものぞめた。常連だった神山五郎君,杉浦君,岡田君,後藤君,堀君等の欠席は淋しかったが,いつも元気な山男,小山田君の死は信じられなかった。今年中亡くなられた西村君,江島君,泉水君,高市君の冥福を祈り散会した。尚会計残高は今回の会費,その他に充当し以後の物故会員への献花,香典はなくなったこと御承知下さい。私事ですが昨年はじめ左肩の観血手術のため1年間逼塞状態,いとし会も出来なかったことお詫びします。
(齋藤 久 記)