いとし会(昭和24年卒)/総会開催

(写真左上から齋藤夫人,山田英章,小山田修,杉山邦夫,鈴木和男,和田周志,杉浦勲,岡田勇,遠藤雅夫,後藤次夫,齋藤久,杉本是孝,熱田俊之助)

 平成25年いとし会総会を11月6日(水)戦前の姿に戻った東京ステーションホテル桐の間で行いました。幸いに無風快晴の秋日和に恵まれ,家族・関係者を含めて15名出席,約3時間の楽しい集いでした。平成24年末から25年10月末迄に5名の方が亡くなりました。広島の池田君,鳥取の村松君,神奈川の佐藤(正)君,岐阜の加藤(正)君,静岡の長尾君です。先ずは御冥福をお祈りしました。幹事会計報告の後,熱田君より水道橋新校舎について図面をもって詳細説明があり,次いで懇親会となりました。卒業以来はじめての出席の北海道在住遠藤雅夫君の乾杯の音頭(65年間の空白は彼の元気な一声で霧散しました)。神山五郎君は車椅子で出席。思ってもいなかったことでした。自著書を持参し出席者に下さいました。和服で宗匠頭巾,実はカッポレの名手という那須の鈴木和雄君,いつも変らぬ温顔と語りの函館の後藤次夫君,持参のカメラでスナップを沢山撮って下さいました。伊豆の山男小山田修君,仙台の学究の徒杉本君,常連の和田君,杉浦君,杉山君,山田君,岡田君,このなかに今年は堀君夫妻,鈴木(義)君夫妻の顔が見えなかったのは淋しく残念でした。思い出話は盡きることなく,ただただ楽しい刻が流れました。記憶がうすれて来ているのか必ずしも思い出が合致しないのも止むを得ないこと,かけがえのない大切なことはあの時,あの場所に共に居たという事実でしょう。実は準備の段階で熱田君からいとし会の終末について具体策を提案しようという話がありました。私もそのつもりでしたが,「又来年も会おうね」で解散してしまいました。帰りの電車の窓から見る夕日が綺麗でした。家内と「よかったね」と呟いてました。先の事は又考えてみましょう。

(齋藤 久 記)