平成26年9月7日(日),名古屋の名鉄グランドホテルにおいて午前中に東海4県の役員連絡協議会,午後には平成26年度総会(66名出席)を岐阜県支部が担当し開催されました。
来賓として一戸達也副学長,白須賀貴樹衆議院議員,浮地文夫同窓会副会長,臼井文規同窓会常任理事,山田有同窓会地域支部選出理事にご出席いただきました。
役員協議会に続いての総会では西尾有生東海地域支部連合会会長の挨拶,この1年間の物故会員20名と三重県出身の同窓会名誉会員,石川達也元学長への弔慰黙祷の後,白須賀貴樹衆議院議員並びに浮地文夫副会長のご挨拶,臼井文規常任理事の同窓会本部報告がありました。同窓会会員の全国的減少傾向に伴い同窓会もスリム化を図っている旨,説明をいただきました。
また,一戸達也副学長から水道橋における環境整備,学生への教育プログラム等大学の現況を紹介していただきました。
次いで平成26年度会務報告,25年度の会計決算,次期開催県三重県について満場一致で承認されました。
協議では総会出席者の減少について東海地域支部連合会の今後の課題として検討することを確認しました。
記念講演では名古屋市在住の天文研究家,浅田英夫氏を講師としてお招きし「月と遊ぶ」と題し,我々日本人と月との関わりの深さについてお話をいただきました。十五夜前後の月齢による独特のいざよい呼び方「名残りの月」,「十六夜」,いまちづき「立待月」,「居待月」,「寝待月」,「更待ち月」など,日毎に表情をかえる月の風情を解説していただきました。
また,満月や新月の日には手術をすると出血が多い。殺人事件や放火事件も多い。半月にはうっかり事故が多い。中秋の名月に当たる日は必ず仏滅。その他,月に関わる興味深いお話を伺うことができました。
折しも,総会の翌日が中秋の名月,翌月には皆既月食を控え,暫し古人に思いをはせ,日頃狭い口の中が中心の我々にとっては良い気分転換になりました。
記念講演も終了し,一同喉も乾きお腹も空いてきたところで,懇親会の席へと移動しました。
司会者の開会宣言ののち,東海地域支部連合会会長西尾有生先生の挨拶があり,続いて懇親会よりご臨席いただいた阿部義和岐阜県歯科医師会会長のご挨拶をいただき,地区理事山田有先生の挨拶と乾杯のご発声で懇親会が始まりました。
フレンチのコース料理と飲み物などで席も盛り上がってきたところで,アトラクションが始まりました。今回はTorio アルデンテの演奏です。アルトサックスの石川貴憲さん,ユーフォニアムのモンテロヒロシさん,ピアノの井上陽葉さんによる7曲を楽しみ,全員で「ふるさと」を合唱したのち,再度歓談に移りました。
話はつきないところではありましたが,最後に国島真希子岐阜県支部前支部長の指揮のもとで校歌の斉唱を行い,来年の再会を期して無事にすべての日程を終了いたしました。
(正村 一人 記)