平成25年11月16日(土),水道橋,東京ドームホテル42Fシリウスにて,第98期出藍会の同窓会が開催されました。
5年振り,通算3回目にあたる今回は,卒後ちょうど20年目にあたる節目の年であり,発起人の一人である中村有博君の『今年は絶対やらなきゃあ!』の呼び掛けに始まった今回の同窓会,確実に準備不足は否めない状況での開催ながら,総勢60名(ご家族,恩師含む)が参加し,大いに盛り上がった会となりました。
昨年は大学が水道橋に本格的に移転した回帰元年。まだまだ大変お忙しい時期であったにも関わらず,3,4年時に主任をして頂いた,井出現学長,5,6年時の主任,金子現理事長,副主任の齋藤力教授,佐藤亨教授,と今や東京歯科大学の中枢を担われている,錚々たる先生方に来賓としてご出席頂きました。
今回は時間の関係で,残念ながらその新校舎や診療室の見学は叶いませんでしたが,井出学長より,現在の大学の近況や学生教育の変貌,更には今後の東京歯科大学の未来像について,スライドを使って熱心にお話を頂きました。金子理事長には,当時我々の主任に至られた経緯や,齋藤教授や佐藤教授と共に,我々を卒業させるのに苦労されたエピソードなどを披露して頂き,会場の笑いを誘っておられました。
そんなご登壇頂いた恩師の先生方をみて,本当に我々は凄い先生方に担任をして頂き,と同時に非常に感謝し,誇らしく思ったのは私だけではなかったと思います。その後,佐藤教授の挨拶,齋藤教授の乾杯に始まった宴は,美味しいビッフェディナーと酒に舌鼓を打ちながら,会場各所で恩師や旧友を交えての談笑が終始絶えない,賑やかな会となりました。そして会終盤には毎回恒例の出席者全員の一言タイム。
太ったり,額が広くなったり,髪が白くなったり,しわやしみが増えたり…,出席者全員がそれぞれの20年の歳月を経ていましたが,話せば昔と何も変わらず,そこにはあの頃の皆が居ました。同期の中では一番早くに結婚して,すぐに女の子を授かった力武秀樹君。そのご息女がすでに我が校の1年生に入学したそうで,今回一緒に出席もしてました。時の流れの早さにただただ驚かされるばかり。でも出席者全員がイキイキと堂々としていたのが印象的であり,皆いい顔してましたヨ!最後は全員で円陣を組んでのなぜかの校歌斉唱。
その後は写真室で,赤い顔をしながらの記念撮影。更には階を変えての二次会突入と,幹事の予想を超えての多数の参加者でしたが,皆さん話題にこと欠かず,閉店まで楽しい時間を過ごしていました。
20年はあっという間でしたが,これからも30年,40年とこの仲間達と一緒に切磋琢磨,歩んでいけたらと感じた,そんな会でありました。
今後は東京開催だけでなく,地方開催も視野に入れ,ゴルフや宿泊を兼ねたり,また我らの期からもいよいよ准教授が誕生(石崎憲君,遠藤隆行君)し,他にも名を世間に馳せている優秀な面々もいることですから,そんな彼らの学術講演会を兼ねた同窓会開催なんてのもいいでしょう。
そんな次の同窓会の企画を皆で提案しながら,楽しい会は終宴となりました。
(相原 一之 記)
追記,同窓会HPに續 宏之さん提供のスナップ写真も掲載中です。併せてご覧下さい。