福祉会(昭和44年卒)/同級会開催

 平成25年5月18日(土)杜の都仙台に於いて,福祉会同級会を開催しました。今回の同級会は復興支援と題し,地元仙台の千葉正胤君を幹事長とし東北6県の全同級生が幹事と成り執り行いました。

 当日は仙台の青葉祭に合せ,晴天にも恵まれ,青葉祭を見学し,目にも清々しい街路樹の街並み,青葉山,瑞鳳殿等を逍遥徘徊し,積年に亘り積もりに積もった心の垢,俗塵を浄化し(…と成ったかどうかは不明)全国46名の参加を得ての心和むクラス会でした。

 総会では,23名もの同級生が鬼籍に入られた事が報告され,一同在りし日の思い出を胸に黙祷を捧げ,ご冥福を祈りました。クラス会本部幹事の乕田克巨君の報告に続き,同窓会本部より現副会長の浮地文夫君が出席され,本部よりのご報告を戴きましたが其の中で血脇記念ホール建設の為の寄付金の集りが今ひとつ思わしく無く,一層のご尽力を賜りたい,との事でした。副会長としての旧友の心情察するに余り有り,福祉会同級生一同の尚,一層のご協力をお願い致します。

 総会の後の懇親会,二次会,三次会と,仙台の繁華街,国分町にて行いましたが,一同卒業以来の時の流れを感ぜず,莫逆の友,小魚の交わり宜しく,50年前の市川菅野での進学課程,水道橋での思い出等に会話が弾み,和気藹々,青春時代に立ち返り,暫し,浮世の憂さを忘れ,没我,無心の境地にて会話に,酒に,歌にと一刻値千金の一夜を過ごしました。本部同窓会の目的は複雑,多岐,多様で有ると思いますが同級会の目的は,「同気相求む」すなわち,気の合った者同士自然に集まり,肝胆相照らしての共有する思い出話,情報交換等々,そして,旧友の喜びを共に喜び,悲しみを共に悲しむ。其の事に尽きると考えております。其の事が各人の今後の生活に如何なる影響を与えるかは各人,各人の心の持ち様で有る,と考えます。

 今回,残念ながら出席出来なかった友人の情報を得ると,老々介護,体調不良等,各人,各様です。

 次回の福祉会は,現時点での予定は,古希の祝いを兼ねて東京で行う予定です。

 福祉会の同級生諸君!いずれ又お会いしましょう。

(安齋  勲 記)