栃木県支部/第2回那須地区懇親会

 上記の集まりが5月13日(土)旧西那須野町割烹「いとう」でありました。第1回目は調べたところ平成元年6月24日でした。なんと30年近く経ってやっと2回目が実現したわけです。
 初回は私が歯科医師会に入会し,地元同窓会に挨拶がてらということで,開かれました。2回目は次に入会した後輩の時にと考えていましたが,気が付いたら今になったわけです。その間,地元同窓会の序列は全く変わらず,相変わらず私が一番下という異常事態が続いております。絶滅寸前でワシントン条約で保護してもらいたいところです。
 この状態を憂えたある先輩が,このままでは同窓会員がいなくなってしまう。その前に一度集まろうという話になり,急きょ開催致しました。那須地区には同窓が8人います。生憎の雨模様の中,なんと全員出席しました。
 黒羽在住の鈴木先生は宗匠頭巾を被り,着物姿で登場し,まるで松尾芭蕉のようでした。物故会員への黙祷のあと,一人一人の近況報告から入りました。トップバッターの鈴木先生は今でも現役で昭和24年卒。当時の大学状態,また我々とは接点はありませんが,同窓なら誰でも知っているような名物教授との関係を話して頂き,絆を感じました。
 宴もたけなわとなり,鈴木先生には,袴を着け高砂を自ら謡い踊って頂き,そして驚いたことに,力強くドシンドシンとステップを踏みました。年齢を想像してみて下さい。先ごろ,歌集「婆娑羅一代」と小説集「珂神」を同時に上梓しました。
 懇親会は和気あいあいのうちに進み,最後は校歌となりました。CD の用意が間に合わず,スマホに載っている校歌に合わせて歌いました。一度ユーチューブの校歌を聴いてみて下さい。かなりユニークです。歌詞カードは用意しましたが,漢字が読めず,それでも無茶振りで最後4番まで歌い,大爆笑の内にお開きとなりました。次年度も安否確認の意味も含めて開催する予定です。
 同窓会栃木県支部総会は12月3日(日)ホテルニューイタヤで開かれます。今回の記念講演は立川談志の弟子で立川談幸を予定しております。師匠談志の元で,唯一5年間内弟子生活を経験し,談志のすべてを知っていると云われている男です。先ごろ,落語立川流から落語芸術協会に移籍して,ますます活躍の場を広げております。なお,本人は脱北と呼んでいますが…
 出席の先生です。敬称略
鈴木和雄(昭24)・中江千万紀(昭39)・三田勇夫(昭44)・本田 功(昭44)・大関 亮(昭49)・小滝正人(昭49)・小島武彦(推)・矢島俊助(昭55)

(昭和55年卒・矢島 俊助 記)