群馬県支部/平成27年度 群馬県同窓会拡大群馬県人会

 本県出身の新進会員,現役学生(準会員)との交流を図る事を目的として一昨年度より行っている拡大群馬県人会が,平成27年12月26日(土)に高崎駅に隣接したホテルメトロポリタン高崎で本年度も昨年度と同様に,新進会員による講演会と懇親会の二部構成で行われ,現役学生2名を含む42名(5組の親子)の参加者があり盛会に開催された。
 第一部の講演会は,備前島俊行先生(S51卒)のご子息であり平成27年に本学大学院研究科を修了した備前島崇浩先生(H22卒)が講師を務め「歯周治療最前線」という演題名で,私たちが見聞きしている骨移植,GTR 法やEMD を利用した歯周組織再生療法から,今後活用されるであろうiPS 細胞を使用した再生医療の展望と,新進気鋭の若手歯科医師にふさわしい内容で,「若手には,まだ負けない!」と自負している私たちにとっても,大いに刺激となった講演内容であった。
 第二部の懇親会では,平成27年秋に旭日小綬章を叙勲された川越文雄先生(S31卒)の乾杯で始まり,MLS のOB である石岡豪一先生(S53卒)の弾き語りによる「クイズ!ド・レ・ミ・ファ・ドン!」で大いに盛り上がった。そして恒例の校歌斉唱の後,懇親会の勢いのまま高崎市内での二次会へと流れ,世代の垣根を越えた交流を深めた。世代を越えた懇親会(飲み会)としての本会の真の目的を達成するとともに,非常に楽しく有意義な時間を過ごす事ができた。懇親会・二次会では,歯科医師としてだけでなく,酔っ払いとしても先輩であるという事を若手と呼ばれる後輩の歯科医師に示す事が出来たのは,言うまでもない事であった。
 また,同時期に歯学体のラグビーが前橋市内で行われていたため,12月26日(土)は,ラグビー部OBである袋 一仁先生(S62卒)が,翌日の27日(日)は引田正俊会長(S52卒)を中心に歯学体に参加するために来県していた本学の学生たちとの交流会を開催した事も追記したい。

(平成元年卒・片野勝司 記)