栃木県支部/平成25年度東京歯科大学同窓会栃木県支部総会の報告

 平成25年度定時総会が平成25年12月1日に宇都宮市のホテルニューイタヤにて開催されました。

 湯澤邦裕常任幹事の司会にて簗瀬真副支部長の開会の言葉で開会しました。逝去会員への黙祷の後,菊地善郎支部長より栃木県支部の現況報告と挨拶をいただきました。その後来賓として東京歯科大学同窓会副会長浮地文夫先生より「同窓会の現状」,東京歯科大学学長井出吉信先生より「大学の状況」についてご報告とご挨拶を頂戴いたしました。小滝正人先生の議長にて,議事も順調に進み,閉会となりました。

 記念講演では黒田裕之常任幹事司会のもと,独立行政法人国立病院機構栃木医療センター歯科口腔外科部長内山公男先生による「口腔外科,臨床のヒント~皆様の質問,疑問におこたえします!」というお話しを頂きました。先生は20年と長きにわたり栃木の中核病院に勤務され,同窓の先生方からの信頼も非常に厚い先生であります。今回は講演に先立ち同窓会会員より集めた質問・疑問に対してお答えいただく形式でしたが,先生の方で「口腔粘膜疾患の見方(特に口腔がんについて)」,「外来での口腔外科手技の実際」,「口腔外科における有病者歯科」,「次世代の消毒薬」と大きく四つの題に分けていただき,分かりやすくお話ししていただきました。たっぷり2時間でしたがあっという間で,参加した先生方も翌日より即臨床に活かせる非常に有意義なご講演でした。

 懇親会は本館8階の展望レストランに場所を移して行われました。牟田具城常任幹事の司会で,来賓の栃木県歯科医師会会長の柴田勝先生よりご祝辞をいただき,落合雅雄先生の乾杯の音頭で宴は始まりました。そして和やかな雰囲気の中時は過ぎ,恒例の平成ゴスペロール隊先導による全員での東京歯科大学校歌斉唱にて終了となりました。

(柏瀬 昌史 記)