平成7年卒(百期会),東京歯科大学薬理学講座の笠原正貴です。このたびは,同級生で山の相棒・古谷義隆君(口腔インプラント学講座)との登山の記事を書く機会を頂きましたので,簡単ではありますが紹介をさせていただきます。
私は学生時代,山岳部に所属しておりました。私の郷里が信州松本であることもあり,山への憧れが山岳部の門を叩かせたわけですが,そこは垂直の世界。ヘルメットをかぶり,互いをザイルで結び合い,岩と雪を攀じる世界でありました。毎回の山行は恐ろしいの一言に尽き,卒業と同時にその恐怖から解放され,うれしかったことを覚えています(笑)。その証拠に,恐怖から逃れた私はその後十数年間,山に行くことはありませんでした。一方の古谷君,学生時代は帰宅部でした。 続きを読む