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血脇守之助先生の書を頂きました

血脇守之助先生の書を頂きました

 日本の総義歯学の権威で、多くの義歯に関する著書がある、東京医科歯科大学の元全部床義歯学分野教授で附属病院長をされた、早川 巌 東京医科歯科大学名誉教授からお電話を頂きました。
 早川先生のお話ですと、日大の歯学部で補綴の先生をやっておられ、初代の早川歯科医院の院長である、ご尊父の資料の中に血脇守之助先生の書があったとのことです。以前から総義歯のことなどを通じて早川先生との交流があったことから、ご自分の手元に置いておくより、私のところの方がよりこの書にとってふさわしいのではとのお話でした。

同窓会創立120周年記念特別企画 ~血脇守之助先生「書」のご紹介 その2~(同窓会報第401号より)

同窓会創立120周年記念特別企画 ~血脇守之助先生「書」のご紹介 その2~(同窓会報第401号より)

 血脇守之助先生は数多くの書を残されました。古い卒業アルバムには毎年のように掲載され,縁のある方々には事あるごとに筆を取り,生徒,友人,子弟へ,また時代背景を添えてみると時には血脇先生本人の心境を反映するものとして読み取ることができそうです。

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同窓会創立120周年記念特別企画 ~血脇守之助先生「書」のご紹介~(同窓会報第400号より)

同窓会の歴史を訪ねて-その2-

 血脇守之助先生は数多くの書を残されました。古い卒業アルバムには毎年のように掲載され,縁のある方々には事あるごとに筆を取り,生徒,友人,子弟へ,また時代背景を添えてみると時には血脇先生本人の心境を反映するものとして読み取ることができそうです。

同窓会創立120周年記念特別企画 ~血脇守之助先生「書」のご紹介~ >>

血脇イズムへの誘い(同窓会報第400号より)

血脇イズムへの誘い

 血脇守之助の少年時代は穏やかで丁寧そして真面目であり優秀であった。学院長になってからもニコニコとした笑顔でうんうんと人の話を聞き,誰からも好かれた。生活はとても質素なのだが,とにかく酒好きで旅中では朝,昼,晩だけでなく寝酒も嗜み終生,盃を離さなかった(熱燗が好きで口唇を突出し独特の飲み方をしていた)。酒を飲んで醜態をさらすことは決してなかったのだが宴会で偉い人がいようとかまわずやる余興があったが天性の魅力のある血脇を不快に思う者はいなかった。そして生来読書が趣味であったので,経済学,四書五経,易学にも通じていた。

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