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会務トピックス アーカイブス(平成25年度)

平成25年度

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東京歯科大学同窓会会報バックナンバー(平成24〜25年度)

平成24〜25年度

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保険改定情報資料:平成23年〜24年掲載分

PDF資料

平成24年掲載
平成23年掲載

被災された患者さんの受付業務の流れおよび
 診療報酬の請求の流れと注意点

《被災された患者さんの窓口負担の支払いは猶予、免除又は減額されます》

巻頭言/同窓会会長退任のご挨拶

大山萬夫 会長
会長
大山 萬夫

(東京歯科大学同窓会会報 平成23年12月号/第384号より)

 平成23年11月26日如水会館にて開催の平成23年度評議員会・第117回定時総会は滞りなく終了致しました事をご報告すると共に,今期会務にご協力を賜りましたことを厚く御礼申し上げます。このたび私は機構変革の目処もつき会長職を若い方にお譲りするべく退任をお願い申しておりましたところ,今評議員会においてご承認を頂きました。尚「名誉会長」と云う大変立派な身に余る冠を頂き,恐縮の限りであります。在籍2期4ヶ年,至らぬ所多々でございましたが,終始皆々様より絶大なるご支援を賜りました事,ここにあらためて深く感謝申し上げます。後任の同窓会会長として現同窓会副会長矢﨑秀昭先生が満場一致でご推薦を受け,決定されました。ご案内の様に現在日本歯科医師会常務監事,東京歯科大学同窓会東京地域支部連合会会長,又東京歯科大学法人評議員・同臨床教授としてご活躍中の先生でございます。医政・学術共に練達の方で,又母校に対する情熱高く,素晴らしい方にバトンタッチ出来ました事に小生はもとより,同窓会としても大きな喜びであり,次への更なる発展が期待されます。大学は創立120周年記念式典を盛大裡に終り新理事長金子譲先生,新学長に井出吉信先生がそれぞれご就任され,目下移転事業達成へと活躍されておられます。今後新執行部も更なる力強い大学支援を致して頂けるものと確信し,皆様と共に応援せねばならないと存じます。 続きを読む

東京歯科大学同窓会会報バックナンバー(平成22〜23年度)

平成22〜23年度

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巻頭言/若いパワー

山本 英之 事業推進部常任理事
事業推進部常任理事
山本 英之

(東京歯科大学同窓会会報 平成23年10月号/第383号より)

 「変革と発展」を目指して邁進してきました大山執行部2期目は,早くも最終コーナーにさしかかって参りました。あと,残るは最後の直線,11月の評議員会において機構改革案をご承認頂けるかどうかというところまで来ました。

 事業改革については昨年度の評議員会で事業計画が一足早く承認され本年度からスタートしています。その中で今までの学術部は事業推進部(保険部と学術部が統合して保険委員会,学術委員会,大学・同窓連係委員会,シンクタンク委員会,若手研修委員会の5委員会として成り立っている)に取り込まれ,各委員は保険委員会以外の各委員会と学術委員会を兼ねて新たに活動をしています(保険部も同様)。 続きを読む

巻頭言/国民皆保険を崩す禁じ手 −窓口3割負担+定額負担−

島村 大 渉外部常任理事
渉外部常任理事
島村 大

(東京歯科大学同窓会会報 平成23年8月号/第382号より)

 厚労省は,社会保障と税に関する集中検討会議に外来患者の窓口負担に一定額を上乗せする定額負担を導入し,難病患者の自己負担軽減の財源にあてると提示した。この3割窓口負担プラス定額負担は,2002年の3割負担導入時の国会で,窓口負担は3割が限界とした厚労省の見解,立場を反故にするとともに,厚労省の理由のひとつの「長瀬指数」により3割窓口負担を超えると医療需要の5割を満たさない,つまり病人の半分も受診できなくなるとの政策判断を投げ捨てるものである。大震災の混乱に乗じ,国民皆保険制度の根幹を崩し,社会保障の機能弱体化をはかることに対しては如何なものかと思う。

 窓口3割負担は,2002年の医療改革で導入されたが,国会審議で厚労省よりこの窓口負担水準が限界と触れられ,法案成立後,当時の官房審議官は「患者負担引き上げのカードは全て使い切った」と講演で解説している。事実,健保法の附則に「将来にわたって患者負担は3割を限度とする」とあり国民と約束した。