令和2年10月3日から4日,快晴の秋空の中,毎年恒例の一泊旅行が開催された。新型コロナウイルスの感染が収まらぬ中,実施についてはかなり熟慮したが,開催を強く希望される先生方からの要望もあり決行した。
行先は風光明媚な温泉地 霧島温泉郷で初日は鹿児島中央駅から貸切バスにて出発,ビール片手に一路霧島へ,宿泊地「旅行人山荘」に到着,到着後は前以て予約していた硫黄香漂う白濁の貸切露天風呂で気分一新。お風呂上がりはコロナ禍で延期されていた総会を実施。今後起こりえる新型コロナウイルス感染で入院・休業された先生方への給付金の在り方等について協議を行った。30分余りの総会の後,車で参加の山﨑 学会員(S52卒)と奥様の雅美さん(S52卒)とも合流,久しぶりの再会を喜んだ後,懇親会場へ。参加者最年長の中村逸朗会員(S35卒)の乾杯で始まった懇親会はおいしい料理を食べながら焼酎の勢いもかり,昔話に花を咲かせながら盛会裏に終了した。
翌日は朝風呂に入り,朝食後バスにて出発。まずは快晴のえびの高原へ,澄み切った高原の気持ちの良い空気を浴びた後,日本武尊を祭る苔むす白鳥神社を参拝し会員の健康を祈った。続いて宮崎県小林市のコスモスの咲き誇る生駒高原へ向かい,高原ではゆっくりと和気あいあいと散策し英気を養った。
最後に近くにある地鶏料理の店の「地鶏の里」に立ち寄り,おいしい鳥料理に舌鼓を打った後,貸切バス旅行の帰路についた。バスの中,今回はコロナ禍で参加者が10名に終わったが,次年はコロナも収まりみんなが元気で楽しく参加できるバス旅行を企画することを誓いつつ旅行は終了した。
(昭和52年卒・重久 清孝 記)