2021 TDCアカデミア 臨床セミナー/口腔外科セミナー「口腔粘膜疾患を見逃さない!」〜口腔粘膜の病変を鑑別できる目を養おう〜[2021年5月23日(日)]

2021年3月31日:本セミナーお申し込み期限について、3月31日 → 5月10日まで延長となりました。

2021年2月17日:新型コロナウイルスに伴う昨今の状況を鑑み、5月〜7月開催までの3セミナーについて【Webセミナー】に変更いたします。

2021 TDC アカデミア 臨床セミナー

口腔外科セミナー

2020 TDCアカデミア 臨床セミナー/口腔外科セミナー「口腔粘膜疾患を見逃さない!」〜口腔粘膜の病変を鑑別できる目を養おう〜(2021年5月23日(日)、講師:片倉 朗・高野正行・野村武史)

 「口内炎だと思っていたら口腔がんでした…。」近年、そんなマスコミ報道が世間を騒がせ、多くの人を不安にさせたのは記憶に新しいと思います。
 日常の歯科臨床において口腔粘膜疾患の診断には苦慮しますが、我々歯科医には疾患を見極め、適切な診断、治療方針を説明し、患者さんを安心させることが求められます。
 最近では口腔ガンの検診事業が全国に普及し始め、一部の市町村では成人検診の一環として制度化されています。しかし受診率は他のがん検診と比較するとまだまだ低く、対象年齢も限定されているのが現状です。さらに最近の口腔ガンの罹患率はデータ的にも確実に増加しています。
 そこで、本セミナーでは口腔ガンのみならず多くの口腔粘膜疾患の み・か・た を学ぶことにより、未病を防ぎ、患者さんがより安心した生活を送る手助けができるよう、かかりつけ歯科医の役割を果たす為のノウハウや、クリニックの中でのスタッフも含めた役割分担や、経過観察をする上で必要な知識を学んでいただくセミナーを開催いたします。

臨床セミナー 口腔外科セミナー
「口腔粘膜疾患を見逃さない!」
〜口腔粘膜の病変を鑑別できる目を養おう〜
講師:
  • 片倉 朗(東京歯科大学口腔病態外科学講座)
  • 高野正行(東京歯科大学口腔顎顔面外科学講座)
  • 野村武史(東京歯科大学口腔腫瘍外科学講座)
日時: 2021年5月23日(日)9:30 〜 16:30 10:00 〜 13:00
場所: 東京歯科大学 水道橋校舎新館11FWebセミナー
定員: 60名 80名
受講料: 歯科医師:2万円(歯科医師と同伴の歯科衛生士:1万円)
1万円
※ 本セミナーに限り、2021年3月末日までのお申込みとさせていただきます。
2021年5月10日までお申し込み期限が延長となりました。

講演内容

  • 口腔粘膜疾患の診断と治療のポイント
  • 部位別の口腔がんの鑑別の実際、検査法について
  • 全身疾患と口腔の関連病変
  • 受講者の症例によるカンファレンス講演


片倉 朗(東京歯科大学口腔病態外科学講座) 片倉 朗
  • 1985年 東京歯科大学卒業
  • 1991年 東京歯科大学口腔外科学第Ⅰ講座 助手
  • 2003年〜2004年 UCLA歯学部口腔外科・医学部頭頸部外科に留学
  • 2008年 東京歯科大学口腔外科学講座 准教授
  • 2011年 東京歯科大学オーラルメディシン・口腔外科学講座 教授
  • 2015年 東京歯科大学口腔病態外科学講座 教授
  • 2019年 東京歯科大学東京歯科大学水道橋病院 病院長
高野正行(東京歯科大学口腔顎顔面外科学講座) 高野正行
  • 1982年 東京歯科大学卒業
  • 1987年 東京歯科大学口腔外科学第Ⅰ講座 助手
  • 1996年 東京歯科大学口腔外科学講座 講師
  • 2003年 東京歯科大学水道橋病院口腔外科 助教授
  • 2007年 東京歯科大学口腔健康臨床科学講座 准教授
  • 2010年 東京歯科大学水道橋病院副病院長,口腔外科科長
  • 2013年 東京歯科大学水道橋病院副病院長,病院教授
  • 2015年 東京歯科大学口腔顎顔面外科学講座所属
  • 2020年 東京歯科大学口腔顎顔面外科学講座 教授、東京歯科大学水道橋病院 副病院長
野村武史(東京歯科大学オーラルメディシン・口腔外科学講座) 野村武史
  • 1995年 東京歯科大学卒業
  • 2000年 東京歯科大学口腔外科学第Ⅰ講座 助手
  • 2006年 東京歯科大学口腔外科学講座 講師
  • 2009年 カナダ・ブリティッシュコロンビア大学歯学部に留学
  • 2013年 東京歯科大学口腔健康臨床科学講座 准教授
  • 2014年 東京歯科大学口腔がんセンター 准教授
  • 2015年 東京歯科大学オーラルメディシン・口腔外科学講座 教授
  • 2020年 歯科大学口腔腫瘍外科学講座 教授/口腔がんセンター長

 高齢者や要介護者が受診者の中心となりつつある歯科医療の目的は「口腔機能の維持管理」すなわち「口腔に発生する疾病を予防してその機能を健全に保ち、食べられることを継続すること」です。口腔機能を直接的に失うことになる口腔粘膜疾患の代表は「口腔癌」ですが、いずれの口腔粘膜疾患も症状が進めば食べるという観点からQOLの低下に繋がります。また、加齢により安静時唾液の量は減少し、また口腔粘膜の細胞代謝と免疫力は低下するため粘膜は病的変化が起きやすい状態に変化してゆきます。診療室に高齢者が増えれば粘膜疾患を診る機会も増えるということです。今回は、口腔粘膜の診察方法、日常で多い口腔粘膜の病気とその対処法について解説します。また、後半は受講者方に症例をお持ち寄り頂き、その症例で皆様とカンファレンス形式で講演を進めたいと思います。

(Akira Katakura)

2020 TDCアカデミア 臨床セミナー/口腔外科セミナー「口腔粘膜疾患を見逃さない!」〜口腔粘膜の病変を鑑別できる目を養おう〜(2021年5月23日(日)、講師:片倉 朗・高野正行・野村武史)




本セミナーの受付を終了いたしました。


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