平成25年6月22日(土)稲毛キャンパスにて新葉会が開催されました。大学の水道橋への移転に伴い,稲毛の校舎を見学できる最後の機会になることから「稲毛さよならツアー」と銘打って学内や近隣の施設等思い出の場所をめぐる企画で行われました。我々は千葉一期生であり稲毛は愛着のある場所であることから立った企画です。それ故移転は寂しい限りですがこれも時代の流れ,これからは水道橋で輝かしい歴史を刻んでくれることを期待します。
さて当日の参加者は30名弱とやや寂しい会となりましたが,第2教室に集合し開会。先ずは1月に急逝した宇野澤秀樹君のご冥福を祈り黙祷。ここ数年は毎年同期の訃報が届いており,何ともやるせないのと同時にそんな歳になったのかと改めて感じ入りました。続いて学内の見学。図書館を皮切りに,教養棟や基礎実習室等を巡りました。学生数の削減から多少の模様替えはありましたが,昔と変わらぬ懐かしい光景に記憶も蘇りノスタルジックな気分に。最後に口腔超微構造学の山本君の教授室を表敬訪問して見学を終了しました。
見学の後は第2教室に戻り総会と記念講演。はじめに「あの頃私たちは若かった!」と題し渡邊宇一君が卒業アルバム用に撮影し使われなかった写真を紹介。隔世の感のある写真に歓声が上がりました。次は「これからの東京歯科大学」と題して山本教授の報告。新たな東歯の姿にちょっと複雑な気分に。最後に古川由美子さんが「私の臨床」の演題で講演を行ってくださいました。
懇親会は学生時代に思いを馳せて稲毛駅前の居酒屋で開催。ここから何人かの同期が合流し昔話に花を咲かせました。また新葉会は比較的短いクールで開催していることから,来年も小規模でも開催しようとの声が上がり,同期が多い長野県で開催することとなりました。詳細は未定ですが,首都圏からアクセスの容易な軽井沢か同期の集中する上田市界隈で開催したいと考えております。追々アナウンスしていきますのでご参加のほどお願いいたします。
以上報告と来年の宣伝まで。
(下村 定資・仁実 記)