山脇万典(S56年卒)、鎗田文夫(S60年卒)、片野勝司(H元年卒)は、これまで、群馬県ラグビーフットボール協会メディカル委員会として、群馬大学の理工学研究院の先生方とマウスガードの素材について研究をしてきましたが、本年度から、本学スポーツ歯学研究室との、教室間の共同研究の形式に発展しました。
その記事が、地元の上毛新聞(県全域)、桐生タイムス(県東部)に掲載されました。
いままでの歯科材料は、既成の工業製品を混ぜ合わせ作製されており、その材料の検証は、SEMレベルと物理学的検証しかなされていませんでした。
本研究は、分子・原子レベルでの研究で、医科歯科はもとより工学的なところを含めた検索をかけても世界初と言っても過言ではありません。
今までの、歯科の実験体系とは根本的に異なり、今後歯科界に新しい波が起こるかもしれません。
また、いままでの研究は、先に行われた第62回高分子学会、第24回日本スポーツ歯科医学会でも発表いたしました。
(群馬県若手ネットワーク担当 平成元年卒業 片野勝司)