ちょっとSpotlight:昭和探訪 -懐かしい歯科医院の風景 大野町ダイニングkurama-(同窓会報440号より)

昭和57年卒 冨山 雅史

 愛知県常滑市にある井上歯科医院(現在はI Dental Clinic)は, 1912年の開業以来4代続く歯科医院で,現院長の井上敬介先生(平成9年卒)は,歯科補綴学第Ⅲ講座で研鑽を積み,その後小児の口腔機能発達支援を中心とした歯科医療で地域医療に深く貢献しています。
 彼が常滑市の別の場所に歯科医院を新たに開業した際,大正時代に建築された,地域で最古の歯科医院である創業者井上眞平の診療室兼自宅(1階が自宅2階が診療室)を後世に残すために,2006年にリノベーションし,昭和初期の機材器具の展示スペースを備えた古民家レストランバー「大野町ダイニングkurama」を開業しました。
 外観の格子戸の趣が昭和初期を感じさせる木造家屋は味わい深く,また,洗練された内装デザインは木のぬくもりが感じられる落ち着いた空間になっています。料理,お酒も美味しく,県内でも有名なお店だそうです。

(※続きは同窓会報440号に掲載されております)