10月22日(土)午後6時より横浜関内で日本初の鉄道開業と時を同じく明治5年創業の鰻割烹「わかな」において鶴見東歯会会員・家族レクリエーションが13名の参加のもと開催された。
定刻前からビールで喉を潤し,すでにほろ酔いとなったところで佐藤秀夫会長(昭和48年卒)が「今回は昨日めでたく91歳を迎えられた宇佐美雅弘先生(昭和31年卒)のお祝い会も兼ねてみんなで祝福し楽しい時間を過ごしましょう」と挨拶した。
グラスにビールが注がれ,森田正純先生(昭和50年卒)が「嚥下が出来ると長寿です。どうぞ100歳を目指していつまでもお元気で」と本会最年長の益々のご健勝を祈り声高らかなる乾杯の発声とともにグラスを合わせる音が心地よく鳴り響いた。
食欲の秋。季節感あふれる会席料理が次々と運ばれ,何といっても滋味に富んだふっくらとした鰻は口の中でとろけて消えていくというまさに筆舌に尽くしがたい老舗の味わいに舌鼓を打ちお酒も大いに進んだ。
恒例の会員近況報告では,大好きなお酒や花束をプレゼントされた主役は「長生きすると福の神が飛び込んでくるもんだなぁ。ありがとう」と満面の笑み。他の参加者はとにかく新型コロナウイルス感染症の収束を願うばかりと異口同音。
デザートの瑞々しい梨を食べ終えてから吉田礎久先生(昭和58年卒)が「いい会でした。みなさん健康にはくれぐれも気を付けて12月の忘年会でお目にかかれるのを楽しみにしています」との閉会の辞によりお開きとなった。
(平成9年卒・宇佐美 貴弘 記)