東北地域支部連合会/総会

 盛岡市を中心として200年以上の伝統を持つお祭りである「チャグチャグ馬コ」がコロナ禍のために3年ぶりの開催となった令和4年6月11日(土),まさに同じ日に盛岡市で東北地域支部連合会総会も3年ぶりの開催となり,ホテルメトロポリタン盛岡ニューウイングを会場に,東京歯科大学学長の一戸達也先生,同窓会会長の澁谷國男先生,専務理事の小枝義典先生,東北地域支部連合会理事の太田貴志先生をお迎えし,東北各県より,支部長プラス1名~2名という大幅に人数制限をさせて頂き,お集まり頂いた先生方と対面での総会を開催することができました。
 本来であれば,役員協議会,総会,学術講演会,懇親会,そして翌日にはゴルフ大会と盛りだくさんのスケジュールなのですが,一昨年の秋田,昨年の福島とコロナ禍で中止を余儀なくされ,本年も状況次第ではWeb開催かそれも難しければ書面での開催という,あらゆる事態を想定しての準備を進めてきた岩手県支部としては,規模縮小ではありますが,遠路ご参加頂いた皆様のお陰をもちまして対面で開催できたことは本当に喜ばしいことでした。
 総会の冒頭,岩手県歯科医師会会長の佐藤 保先生より歓迎の挨拶を頂いた後,6月1日に新学長に就任されたばかりの一戸先生には大学の現状についてスライドを使い詳細説明をして頂きました。また,同窓会会長の澁谷先生からは同窓会の現状と課題についてご説明頂き,小枝専務理事からはやはりスライドを使って同窓会の詳細についてご説明を頂きました。
 澁谷会長のお話を伺いながら,対面でなければできない話があり,対面でなければ伝わらない心情のようなものがあるとつくづく感じさせられ,今後パンデミックが長期化するようであれば,どのように同窓会を運営していけばいいのかという課題を改めて考えさせられました。
 3年分の山積した課題について活発な協議が行われ,充実した3時間の総会が終わりました。
 来年は順番通り,青森県の主催で,日程,会場もすでに決定して準備をされているとのことで,何とかコロナを乗り越えてフルスケジュールの総会ができることを祈念し散会となりました。

(昭和60年卒・岩手県支部 久保田 智雄 記)